スキムとはオランダ語で精霊のようなものという意味や、目の端に見えるチラチラしたようなものなどの意味があるそうです。「SCHiM – スキム -」は影から影へ跳ねながら移動していく不思議な存在であるスキムが、持ち主の影から切り離されてしまい元の場所に戻れるのかという物語を体験することができます。
そんな「SCHiM – スキム -」というゲームについて、発売日やゲームの内容について詳しく紹介していきたいと思います。
【SCHiM-スキム-】の詳細情報
「SCHiM – スキム -」は一人で遊ぶゲームとして2024年7月18日にリリースされました。プラットフォームはSteam版とSwitch版、PlayStation版とXbox版でプレイが可能となっています。価格はSteam版が1980円で一番安い価格となっており、Switch版やPlayStation版、Xbox版はダウンロード版が2750円でパッケージ版は4400円となっているようです。
ゲームのジャンルはアクションゲームとされており、対応言語には日本語などを含めた31言語に対応しています。
開発者について
「SCHiM – スキム -」はオランダ在住のEwoud van derさんが、学生の時に始めたプロジェクトだそうです。リリースに向けて自身がインターン時代に在籍していたExtra Niceが、開発をサポートするという形で制作を行っていました。開発者によるとスキムは会話や文字を多くは使用せずに、プレイヤーの想像力に委ねるゲームの内容になっているそうです。子供から大人まで自分のやり方で遊んでほしいと考えていると語っています。
【SCHiM-スキム-】のゲームシステム
「SCHiM – スキム -」はある日ずっと見守ってきた人の影から、切り離されてしまった一体のスキムが手遅れになる前に元の場所に戻れるのかという物語です。スキムが移動することができるのは、人や物の影があるところだけでタイミングよく影から影へジャンプして移動しなければいけません。プレイヤーはスキムを元の場所に帰れるように導いてあげながら、ステージごとに変わる景色や小さな物語を体験することができます。
様々な場所で影を利用して
「SCHiM – スキム -」は子供の頃から見守っていた主人公が青年になり仕事や買い物、散歩や引っ越しなどで様々な場所に移動します。その移動先が「SCHiM – スキム -」ではステージとなっており、その場所で生まれる影を利用してスキムのルートを探していくのです。影のある場所であればどこでも飛び移ることができるというのが「SCHiM – スキム -」の最大の魅力なのではないでしょうか。
時間によって変化する影の形
建物や車などで影の形は異なりますが、「SCHiM – スキム -」ではそれだけでなく昼間や夕方、夜などの時間帯によっても影の形が異なります。昼間には様々な場所に影ができるので移動がしやすくなりますが、夕方には太陽が傾くため細長い影ができることも。
さらに夜には暗闇になってしまうことから、外灯や自動車のライトでできる影を利用して移動しなければいけません。
周囲の物を活用して移動する
「SCHiM – スキム -」のステージの中には影と影の間が離れており、ジャンプでの移動が難しい場所も登場します。その場合には周辺にある物を活用することで移動がしやすくなりました。例えば影の幅が大きく離れてしまった場所の看板の影から、看板を傾けた反動で遠くに飛んでみたりすることができます。他にも止まっていた車を信号機の影に入り込んで信号を青に変え、走り出させることでその影を使って移動することもできるのです。
3つの基本操作を使い分けて
「SCHiM – スキム -」の基本操作は移動とジャンプとインタラクトの3つとシンプルです。影の中では移動で様々な場所にいくことができ、ジャンプでは他の影に飛び移ることができます。影の本体である自動車にインタラクトすることで、本体に影響を与えることができるのです。例えば車のクラクションを鳴らしたり、ゴミ箱にインタラクトしてゴミを撒き散らしたりすることができます。各ステージのゴールとなる影に移動することができるとそのステージはクリアとなり次に進んでいくのです。
【SCHiM-スキム-】の魅力
「SCHiM – スキム -」の魅力の一つとしてあげられるのが、シンプルなアクションと文字や声では語られない物語が独特な世界観を演出しています。「SCHiM – スキム -」の操作はジャンプを中心としたアクションとなっており、子供でも遊びやすく謎解きのようなパズル要素もあるので大人でもやりこんで楽しむことができるのです。
少年の頃から成長を見守っていたスキムは、文字や声がなくても物語として表現される世界観があります。
シンプルな操作とアクション要素
「SCHiM – スキム -」は非常にシンプルな操作で進むことができますが、ステージによって操作にアクション要素が加わっていきます。例えばベルトコンベアの場所に移動している箱があり、そこにできた影にタイミングよく飛び移らなければいけないことがあるのです。ジャンプだけではなく、インタラクトを使ってフォークリフトを操作したりするステージもあります。
ほどよいゲーム難易度
「SCHiM – スキム -」には謎解き要素やアクション要素もありますが、操作がシンプルであることからゲームの難易度は高くはないように感じます。ゲーム内には落ち着いたBGMや効果音があるため、ゆったりと楽しみながらクリアを目指していくことができるのではないでしょうか。自分の動きでスキムが様々な場所に移動する部分は魅力の一つともいえます。
まとめ
今回は「SCHiM – スキム -」というゲームについて、発売日やゲームの内容について紹介していきました。スキムは文字や声などがなく落ち着いたBGMであることからゆったりとした気持ちでゲームを楽しむことができます。スキムの跳ねている動きが非常に可愛らしいため、様々なステージで移動する姿を眺めることができるのではないでしょうか。
ゆったりとしている雰囲気のゲームを探している方や、シンプルで難易度が優しいゲームを探している方にはおすすめのゲームです。
