笑ってしまうようなゲームのチート行為、日本での逮捕者も

どんなオンラインゲームでも必ずチーターが湧いてきます。

ある程度対策をしても抜け道を見つけて次々と湧いてくるのです。

チーターをBANしても違うアカウントを作り、再度チート行為を繰り返すなどもはやイタチごっこになることも。

脆弱性やチート対策が進み、その数を減らしていきますが、オンラインゲームの初期には風物詩ともいえるような光景となっています。

チート自体、初心者が入りにくい雰囲気を作ったり、チーターがつまらないという理由でプレイヤーを引退させる理由になり、ユーザーを減らす立派な犯罪行為となっています。

そんな憎むべきチート行為の数々をまとめてみましたので、どんなチート行為があるのか見て知って欲しいと思います。

目次

チーターとは

ゲームのシステムをハッキング、改変することにより自分が有利に戦える状況を作り出す人たちのことです。

これは英語の

cheat(不正をする) + er(〜する人)を合わせて「チーター」と呼ばれるようになりました。

自分のキャラクターのパラメーターをいじることで他のプレイヤーより有利に戦うことができます。

いろんなジャンルでチーターは湧きますがゲームのジャンルごとに見ていきたいと思います。

FPS(シューティングゲーム)

FPS(シューティングゲーム)において以下のようなチート行為が目立ちます。

オートエイム

勝手に敵に照準を合わせてくれるチート、銃の打ち合いで弾を外さないので圧倒的有利になります。

プレイヤーは銃を撃つだけで弾が当たるのでどんどんキルすることができます。

ウォールハック

ウォール(壁)を透かして見ることができるチートです。

障害物に隠れていてもチーターからは相手がどこにいるのかわかるため、簡単に奇襲を仕掛けることができます。

また、壁抜きというチート行為もあり、文字通り壁を貫通してダメージを与えてきます。

壁に隠れていてもばれる、しかも一方的に撃たれるというどうしようもない状態になります。

インスタントキル

なにもない空間や床を打っても、最も近い敵に弾が当たるというチート。

壁も関係ないため壁抜きよりも凶悪なチート行為といえます。

リコイル無効

リコイルとは銃を撃った後の反動のことを指します。

威力の高い銃はその分反動があるというデメリットが付きまといますが、その反動を無効にするチート行為です。

デメリットをなくし、強みだけを押し付けていけるわけですね。

他のチート行為に比べるとやられた側もわかりにくく、理不尽度も低めですがチート行為には変わりありません。

武器チート

バトロワ系ゲームでは、降り立った後に武器を探し、装備を整えるというのも楽しみの1つです。

そんな中あらかじめ銃を持った状態で地上に降り立ち、かつ弾数無限という状態になっているチートです。

降り立った後手ぶらでチーターに出くわしてしまうと、一方的にやられてしまうでしょう。

悪質度はかなり高いといえます。

加速チート

キャラクターの移動パラメーターをいじり、不自然なくらい速く動けるようにするチートです。

当然そんなキャラクター相手に弾を当てることなど至難の業であり、相手にしたくないです。

そんな速度で動けたところで、相手もこちらに弾を当てられないだろと思うかもしれませんが、そこでオートエイムを使っていれば簡単に弾を当ててくるわけです。

ネームESP

フィールド上の敵プレイヤーの名前を表示するチートです。

名前が障害物を透けるのでウォールハックに近い効果が得られます。

アラート

自分が狙われている時、敵に近づいたときに知らせるチートです。

奇襲の対策ができるため有利に戦うことができます。

ステルス

フィールド上に自分が表示されず透明人間になることができます。

出くわすと1番心臓に悪いかもしれないチートです。

かなり要求スキルの高いゲームジャンルが故にチート行為をされると理不尽に感じることは間違いありません。

また対人ゲームであるため、こういった露骨すぎるプレイヤーは早々にBAN対象となります。

ゴッドモード

死なない。

ふざけすぎ。

DBD(鬼ごっこゲーム)

ジャンルというよりデッドバイデイライトという有名な鬼ごっこゲームにおけるチート行為になります。

FPS同様ウォールハックや加速チートなども横行していますが、紹介したものは省略します。

集合チート

鬼と逃げる役が集合した状態で始まります。

そんな鬼ごっこありますか?

瞬間移動

一瞬で逃げる役のもとに現れるチートです。

鬼ごっこというゲームの根幹が揺るぎます。

MMORPG

大規模多人数同時参加型オンラインゲームでPvP(対人)要素が薄いこともあり、人に迷惑をかけることは上記ゲームよりは少ないです。

ただ、不正に自分のキャラクターの強化をするなど、公正な競争を妨げることに変わりはありません。

他の人より強くなりたい、と競争心があるからこそ運営していけるゲームです。

無限増殖系

文字通り、アイテムやお金を無限に増殖させるチートです。

時間をかけて集めるべきアイテムやレアアイテムをいくつでも手に入れることができるため、他のプレイヤーは不満に思います。

また、悪質なプレイヤーはそれによってRMT(リアルマネートレード)をし、ゲーム内のアイテムを現金化することもあります。

経験値倍率増加

これも文字通り得られる経験値を増加させます。

一気にレベルを上げることができるため、コツコツとレベルを上げているプレイヤーは良く思いません。

また、キャラクターのレベルを上げることでそのキャラクターをRMTで売ることもあります。

MMORPGでは勝つために行うのではなく、現金化するための手段として使われるチートが多いです。

有料のアバターなどを無料で手に入れるようなチートもあるため、立派な詐欺罪・横領罪に当たります。

チートは犯罪

https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/635/2635371/

「たかがゲームでしょ?」という気持ちでチートを行っている人もいるかもしれません。

しかし、チート行為は健全に遊ぶプレイヤーの気持ちを害し、プレイヤー人口を減らすことになってしまうのです。

ゲーム運営会社にとってユーザーはお客さんであり、そのユーザーからゲームを買ってもらったり課金をしてもらうことで収益を上げています。

そのユーザーを減らすわけですから立派な営業妨害です。

また、有料アバターを無料で手に入れたり、アイテムを現金化するなどは分かりやすい犯罪になります。

実際どのような罪に問われるのかというと

著作権の侵害による損害賠償責任

電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法234条の2)

5年以下の懲役又は 100万円以下の罰金

実際日本で逮捕者も出ています。

すでに1名、チーターでの逮捕者が出たようなので、警察に提出させて頂いた告訴状の一部を公開いたします。

現時点でさらに複数名のチーターに対する告訴を進行しております。

示談には一切応じません。よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/qYWw67s7Lq— ぎんなん@荒野行動開発者 (@ginnan_0) February 16, 2020

またRMTに関しても

・不正アクセス禁止法違反

・詐欺罪

・商標法違反

などに該当します。

逮捕者も出ているので、チート行為は絶対にやめましょう。

私にはチート行為をして何が楽しいのかわかりませんが、そんな不正をしなければゲームを楽しめないようであれば素直に他の趣味を見つけるべきだと思いました。

今回は以上になります。

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次