今回紹介するのはCross Codeです。
100本以上のインディーズゲームを遊んだ私が最もオススメするゲームです。
RPGらしさ、ゼルダのような謎解き、爽快なアクション全てが詰まっています。
能力のカスタマイズ性能、装備の個性ある能力と全てやり込みたくなるゲームです。
リリース日 | 2020年7月9日 |
対応ハード | Switch / PS4 /Steam |
ジャンル | アクションRPG |
プレイ人数 | 1人 |
価格 | 2200円(税込)/追加DLC1100円 |
値段に対するボリューム、クオリティはホロウナイトに並ぶほど価格破壊です。
コンシューマー向けにはできないレベルのハードな謎解きや求められるプレイスキルがめちゃくちゃ面白いです。
個人的に好きな要素が全て詰まっている神ゲーでした。
評価
総評 | 10 |
ストーリー | 9 |
曲 | 9 |
システム | 10 |
キャラクター・世界観 | 9 |
ボリューム | 10 |
正直、10点以上をつけたいほど満足しています。
細部に至るまでの作りこみが凄く、特にゼルダのような謎解きが好きな人、爽快なアクションが好きな人には絶対オススメです。
それぞれ良かった点と気になった点を挙げていきます。
良かった点
アクションの爽快感が凄い
操作はかなり忙しいのですが、やっている時の爽快感が凄いです。
終盤まで出来ることが増えていくので最後まで飽きずにアクションを楽しむことができます。
コンボを決めるというよりは、近接攻撃、遠距離攻撃、特殊技、ダッシュ攻撃を常に隙を見つけながら行う感じです。
隙を作る為に、防御や回避も必須です。
キャラクターを使いこなしている感覚が癖になります。
また、属性を切り替えることでじゃんけんのように有利な戦いをしていけます。
最終的にコントローラーの十字キーの上下左右すべてに属性が入ります。
先ほどのアクションをしながら出てくる敵に合わせて属性も切り替えていく、そんな忙しさが心地よいゲームでした。
やり込み要素が多すぎる
装備の収集、サブクエストの攻略、レベル上げ、植物図鑑のコンプリート、宝箱のコンプリートなど、やり込める要素が多いです。
しかも、どれもやらされている感がなく、やりたくなってしまうのです。
その理由は装備です。
詳しくは後述しますが、装備が単純にこれが最強というのがないです。
ついている特殊効果が違い、組み合わせることで強さを発揮できます。
それぞれクエストをクリアすることでしか手に入らない装備やフィールドの隠れた宝箱からしか手に入らないものも多いため、やり尽くしたくなるわけです。
装備やステータスの上げ方次第で自分好みのプレイスタイルを確立できる
先ほど説明した装備ですがこのように頭、両手(武器)、腰、足の5つが装備できます。
防御力や攻撃力のような単純な性能とは別に左下にある特殊能力が付いています。
それぞれの能力に関して詳しくみると、このようになっています。
全部は紹介しきれていませんが、これらの能力によって自分に合ったプレイスタイルが確立できるのです。
私は脳筋プレイが好きなので近接スキルとHPリジェネレーションに特化させていました。
HPリジェネレーションは後半でしかとれないスキルですが、HPが徐々に回復できるスキルなので立ち回りがかなり楽になりました。
モンハンでも自動回復スキルや吸血スキルが大好きなのでゾンビスタイルが私に合っていました。
もちろん遠距離攻撃に特化するもよし、機動力に特化させるも良し、スキルを連発するスタイルも良しでいろんな楽しみ方ができます。
装備だけでなくステータスも好みで育てられます。
サーキットのマスを開放していくことでステータスやスキルを覚えることができます。
これがなんと…
属性ごとにあるのでこんなに大きいです。
その属性の時にしか、そのサーキットの能力は発動しません。
炎のサーキットで攻撃力UPをとっても、氷のエレメントを装備している時は攻撃力UPの恩恵は得られないということです。
これがかなりいい味を出していて、エレメントごとに取る能力を分けることで対応の幅を広げられるのです。
炎は攻撃力特化、風は回復特化、氷は防御特化、雷は回避特化のように分けておくことで状況に応じて切り替え、対応力を上げられます。
HPが少なくなったら風に切り替えてHPを回復しつつ、回復出来たら炎にして再度攻勢に転じる。
ボスが強力な攻撃をしてきたら雷に変えて回避に専念する、避ける自信がない時は氷で耐える。
めちゃくちゃ味のある戦闘ができます。
エレメントは十字キーひとつで切り替わるのでストレスなしです。
これがメニュー画面を開いていちいち交換しなければいけなかったら終わりでした。
謎解きの手ごたえがありすぎる
このゲーム、ゼルダなんか比にならないくらい謎解きが難しいです。
というのも「え?これ正攻法?」と思うような方法でクリアしていくことが求められます。
例えばコチラ。
箱を壊したり飛び越えたりすることはできません。
どうやって女性に話しかけるのでしょうか?
答えは…
このように手すりに登れるところから上がって、この手すりを渡り切り、先ほどの女性のところまで行きます。
このようなひらめきが求められる謎解きもたくさんあります。
しかもプレイヤースキルが求められるものも多く、頭ではこうすればいいとわかっていてもそれを実行するのが厳しいこともあります。
何度も「こうすればいけるんだろうなー」と思ってもそれがあまりにも鬼畜な方法なために、他に方法があるはずだと探して結局それが正攻法だったりします。
頭ではわかっていても体がそれを拒否します笑
できるわけない、と思いつつも何度も挑戦することでクリアできた時は謎解きなのにボスを倒したような爽快感があります。
これが後半のダンジョンの謎解きなのですが、見て欲しいと思います。
ちなみに前半部分は映っていないので、これと同じようなことがもう半分あったと思ってください。
忙しそうな様子しかわからないと思いますが、動く球を運びきる為にどんなことをしているかというと…
氷を作って跳ね返したり、氷を消して通したり、ワープしてスイッチを踏んで跳ね返る壁を消したり、電気を通して障害物を消したりしています。
繰り返しますが、前半も同じようなことをしています。
氷、炎、電気、風のエレメントを入れ替えながら障害物を超え、時には適切なタイミングでスイッチを押しておかなければならず、いつどのタイミングで移動し、どの方向に使うのか最適化していかなければなりません。
ノーミスで行かなければ最初からやり直しです。
実行したところだけ映していますが、そもそも弾がこのようにゴールに向かうように、障害物の配置を変えたりと謎解きもしています。
このステージをクリアするだけで2時間かかりました笑
これは最難関の謎解きですが、このように頭だけでなくスキルが求められるのでかなり手ごたえがあります。
同じような謎解きがないので、退屈せず最後まで楽しめます。
難しいとは言いましたが、嫌ではなかったです。
「無理だろ、こんなの…(嬉)」
みたいな感情になっていきます。
気になった点
キャラが可愛くない
好みだと思いますが、登場キャラクターが全体的にかわいげがないです。
本当にそれだけが残念でした。
プレイしていくうちに多少は愛着が湧いてきますが、まぁ、うん、かわいくはないです。
難易度が高すぎる
アクションの難易度は練習で何とかなると思いますが、謎解きは閃かなければ一生無理だというものもあります。
クリアした私でも、いまだに取り方がわからない宝箱がいくつか残っています。
攻略サイトを見るのであればよいですが、なしではきついタイミングもあると思います。
参考までに、割とやり込んで攻略サイトを見ずにプレイした私のクリアタイムが45時間です。
まとめ
100本以上のインディーズゲームを遊んだ私が1番オススメするゲームです。
絶対遊んで欲しい神ゲーです。
世界観が苦手な人もいると思いますが、それを補って余るほどの充実したシステムと謎解きがあります。
遊ぶゲームに悩んでいる人はぜひ購入してみてください!
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