今回紹介するのはサバイバリストです。
マイクラのように資源を集めて、道具や武器を作り、島を開拓していきます。
島を開拓したら、いかだを作って次の島へ…。
そうやってゲームの謎を解き明かしたり、豊かな生活を目指していくゲームになります。
1人で遊んでもサルたちが一緒にいてくれるのでにぎやかなゲームです。
リリース日 | 2020年10月9日 |
対応ハード | Switch / PS4 /Xbox |
ジャンル | アクション |
プレイ人数 | 1~4人 |
価格 | 2750円(税込) |
最大4人までのマルチプレイができるゲームです。
私は妻と2人でプレイしましたが、多人数でやる方が面白い&効率的に進めることができます。
感覚としてはピクミンとマイクラを組み合わせた感じのゲームです。
どちらも良ゲーなので好きな人は絶対ハマります。
評価
総評 | 9 |
ストーリー | 7 |
曲 | 7 |
システム | 10 |
キャラクター・世界観 | 10 |
ボリューム | 9 |
システムは唯一無二ですし、サルを使役していくというのも聞いたことがないので独特な世界観を楽しめます。
サバイバル自体はよくあるゲームですが、それらのゲームと比べてもシステムが分かりやすく、遊びやすかったです。
もちろん、ダンジョン攻略や開拓といった楽しさも手が抜かれることなく搭載されています。
良かった点
サルがかわいい、頼もしい
サバイバル系のゲームやマイクラ系のゲームは1人でやるよりも多人数で遊ぶ方が好きな人も多いと思います。
自分の知らないところで他のプレイヤーが何か作っていたり、自分の作ったものを見てもらったりすることでわいわい楽しめます。
今作はサルを仲間にする事ができ、一緒にモノをクラフトしたり、料理したり、戦ったりできます。
ソロでもマルチのような感覚で楽しめるのです。
サルはフィールドで出会ったり、ダンジョンで救出することで行動を共にすることができるようになります。
作業が完了したタイミングなどでコメントを出してくれるのもかわいらしいです。
帽子を被せてあげることでさらに愛着が湧きます。
アイテムを持たせることができるので、料理担当、戦闘要員などを見分けるために帽子を分けるのもオススメです。
私は妻の担当サルと私の担当サルを分けるためにそれぞれ帽子を被せていました。
ふらっとさぼっているサルを見た時に妻の担当のサルだった時に監督不行き届きで怒ったりしていました。(もちろん冗談で)
ソロでも楽しめますが、マルチはサルに効率的に指示が出しやすくなるのでさらにオススメできます。
クラフトできるものがたくさん
マイクラのように作業台を作ったり砥石車を作ったりすることで作れるものが増えていきます。
それぞれに担当のサルをつけることで効率的に生産していけます。
その様子はまるで工場。
たくさん作って冒険や島を充実させていきましょう。
作業効率が身につく、教育にもよい
サルに対して様々な指示を出すことができます。
特に重要なのが「アクションを真似させる」です。
この真似をどれだけ上手く使えるかでサバイバリストの攻略が近づきます。
肉を焼く、これは当然真似できます。
しかし、それだけでなく
チェストから生肉を取る
↓
肉を焼く
↓
焼いた肉を別のチェストに入れる
こういった一連の動作まで真似させることができます。
まさに部下に仕事を見せて盗ませる、背中で語る上司の気分です。
これがサルを2匹、3匹と組み合わせることで自動化できることも増えていきます。
頭を使うゲームなので子供と一緒に遊ぶのもオススメです。
マルチで役割分担することでオーバークック的な楽しみ方も
なぜ、マルチで役割分担するのがオススメなのかというとサルの数が結構増えていくからです。
1人だと持て余すぐらい増えていきます。
そのため、2人3人といた方が指示や役割分担がしやすく楽しめます。
ダンジョンを見つけた時は、他のプレイヤーを呼んで一緒に攻略すると一体感が生まれます。
救出したサルをどのプレイヤーの部下にするのか揉めたりもしますが笑
また、いかだを作ることで島を移動できるのですが、それぞれの島で取れるものが違うので島の担当を作ることもできるのでマルチがオススメです。
2D版マイクラ系の中で1番やれることが多い(と思う)
2D版のマイクラ系ゲームで有名なのが「テラリア」や「スタチューバレー」だと思います。
しかし、それら2つのゲームに劣らず、やれることがたくさんあります。
テラリアは完全に横スクロール系のマイクラなので個人的には縦の移動や家いじりがあまり楽しめませんでした。
スタチューバレーは牧場物語に近いので、人間関係の構築や農場運営をメインに楽しみたい人には向いていると思います。
サバイバリストは戦闘もダンジョン探索もクラフトもあり、サルがいることで経営者のような気分も味わえます。
バナナだけでここまで働いてくれるサル、感謝しかないです。
気になった点
ロードが長い
特にゲームを開始するためのロードが長いです。
ダンジョン以外フィールドが全て繋がっているので読み込むのに時間がかかるのは仕方ないのかもしれません。
モンハンがワールドになってフィールドがひとつなぎになった時のようなものですね。
逆に起動さえしてしまえばロードがないので快適です。
トレードオフです。
序盤はとにかく移動が大変
騎乗できる動物もおらず、陸上を乗り回すような乗り物もないので己の足が全てです。
ダッシュができるので陸上の移動はそこまで苦ではありませんが、島同士の移動、つまり海上の移動がかなり時間がかかります。
イカダが速度が出ないのでまったりとした海上移動をすることになります。
後半はワープゲートを作れるようになり、島間の移動も快適にできるようになりますが、前半はかなり大変です。
ゲームが落ちやすい、そしてサルがよく失踪する
思ったよりゲームが落ちます。
こまめなセーブをしなければ何時間もの作業が無駄になります。
私は6時間ほどぶっ続けで作業をした結果、ゲームが落ちて全てが無駄になりました。
正直心が折れました。
ベットで眠ることでセーブができるので、集中してしまうのはわかりますが、適度に寝るようにしましょう。
また、落ちたタイミングや場所次第で連れていたサルがよく失踪します。
失踪すると、出会った島に戻っていることが多く、連れ戻しに行くのがめちゃくちゃめんどくさいです。
とはいえ、愛着も湧いてしまっていますし、簡単に見捨てることは出来ないので落ちるたびに面倒が増えます。
まとめ
インディーズゲームらしい不安定な要素も多いですが、サルのおかげでマイクラやテラリアとは全く違うゲームとなっています。
島を開拓していく楽しみもありますし、サルと共に敵を倒すわちゃわちゃ感も良いです。
唯一無二のゲームになっていることは間違いないので気になった方はぜひ遊んでみてください。