スプラトゥーン3には多くのスペシャルウェポンが登場します。
Ver3.0.0では新たにテイオウイカとデコイチラシが追加もされました。
そんな新スペシャルも合わせて、スペシャルの強さを格付けしていきたいと思います。
スペシャルごとに使い方や対策も見ていきますので参考にしてみてください!
ちなみに製作者のぶちょうはXP2580のプレイヤーです。
スペシャルウェポンTier表
同じtierでは左の方が強い順番で並べています。
それぞれの理由を見ていきます。
TierX
テイオウイカ
なんといっても無敵だからです。
無敵が故にいろんな悪さをしています。
ヤグラでは強引に乗り続けてカウントを進めたり、1人で防衛したり、
アサリではゴール下に入って味方を飛ばせて無理やりガチアサリをいれたり、
ホコではテイオウイカでホコを守りながらカウントを進めることができます。
スペシャルの強さ自体も優秀ですが、テイオウイカ1つでルールを破壊できるのが1番強いスペシャルに選んだ理由です。
チャージで完全に無敵なダッシュができるため、1のダイオウイカのように弾くことで対策ができません。
ホコに関しては、テイオウイカを上手く躱してホコを狙う、ヤグラではトリプルトルネードで降ろすことができるように限られた手段ではありますが対策があります。
【Ver3.1.0】でヤグラ上を弾くことができるようになり、ガチアサリも持ち続けられなくなるなど強制的にカウントを進める手段が抑制されかなり改善されました。
ガチアサリをもったジャンプは対抗手段がありません。
入れられたカウントより入れるしかありません。
テイオウイカ自身のキル性能も高く、ヘイトを集める能力も高いです。
使い方によってさらに強くなる点も最強スペシャルといえるでしょう。
対策
テイオウイカに対する対策としては、とにかく逃げることです。
また、金網はすり抜けてしまうため、金網を利用して落としたり、ステージの端に逃げて落下して自滅を狙うのも手です。
チャージアタックの上方向への判定は狭くジャンプで躱すこともできるので追い込まれた時は闘牛を躱すようにジャンプしてみることを覚えておきましょう。
テイオウイカの捌きかた pic.twitter.com/8IYCbmCWWt
— えとな🍵 (@et7sp) March 1, 2023
カニタンク
発売初期は皆が使い方を分かっておらず、最弱化候補に挙げられるスペシャルでしたが、気づけば半年近く最強の座を手に入れています。
使う場所を考えれば、一方的に圧力をかけることができます。
Ver3.0.0のタイミングでいろんなスペシャルがカニタンクを壊しやすくなりましたが、環境にほとんどいないスペシャルも多いため、実質弱体化はほぼ受けていないといえます。
対策
後ろが取れる状況であれば、ボムをぶつけてキルを狙うのが確実です。
キルタイムの遅い武器で奇襲をすると、丸くなって逃げられる可能性があります。
極力1撃で仕留めるように意識しましょう。
また、正面から使われた場合は逃げることに専念しましょう。
逃げ方にもコツがあり、縦方向に逃げるのではなく、横方向の移動を心がけましょう。
カニタンクは左右への転換が遅いため逃げやすくなります。
ウルトラショットを使えばカニタンクの操者もろとも倒すことができるので抵抗することもできます。
TierS+
トリプルトルネード
塗り性能、キル性能、回転率と全てがハイスペックなスペシャルとなっています。
スプラトゥーン3では、使用してから次のスペシャルを貯め始めるまでに時間がかかるものが多いため、回転率が高いのはそれだけ試合を動かせるチャンスが増えます。
3つなげることができるため、1つ目を上向きに投げ、2つ目を少し上向きに投げる、3つ目を地面に向けて投げることで同時に発動ができるようにするテクニックを使えばナイスダマより広い範囲に圧力をかけることができます。
エリアをトリプルトルネードだけで確保できます。
ダメージが高く、対物性能が高いため、バリアやカニタンク、ナイスダマなどに対してメタとして使うこともできます。
回転率を活かしてどんどん相手のスペシャルを潰していきましょう。
対策
投げている時はイカ状態になれず、無防備なため、隙あらばキルを狙っていきましょう。
また、先ほど挙げたトリプルトルネードにメタられるスペシャルを持っている場合は相手のトリプルトルネードが溜まっているがどうかを確認して使うことも対策となります。
着弾してから広がるまで時間がある為、避けるだけであればそこまで難しいスペシャルではありません。
追い込まれて逃げ道がなくなった場合は即座にリスポーンにジャンプで戻りましょう。
間に合いますので冷静に。
ナイスダマ
塗りにもキルにも使える万能スペシャルです。
浮き上がっている間はアーマーが付くので、トリプルトルネードとの大きな違いはヘイトが集められることでしょう。
余裕がある時は即座に投げるのではなく、ナイスダマが溜まった状態を維持していることで、相手はいつ投げられるかわからないナイスダマのせいで無理やり突っ込んでくることができなくなります。
エリアのカウント稼ぎには特に有効な手段になります。
もちろん、溜まっている状態を維持してもスペシャルゲージは減っていきますので投げる前に無くさないように注意です。
対策
対物性能の高いワイパー系のブキであればガンガン割りに行けます。
また、2人以上で攻撃すれば基本的にはアーマーを剥がして倒すことができます。
近くに味方がいる時は、ただ逃げるのではなく、倒しに行くという選択肢を忘れないようにしましょう。
対物攻撃力アップのギアも有効です。
マルチミサイル
強すぎたため弱体化されました。
今までは打った後即座に貯め始めることができたので、回転率がとても高いスペシャルでした。
後ろから貯めて使うだけで、仕事をした気になる「ミサイルマン」がスプラトゥーン2でもかなり嫌われていました。
この弱体化のおかげで、発動回数が大幅に減少。
そのため、他のスペシャル同様、使いまくるのではなく、使いどころを考えなければいけないスペシャルとなりました。
弱体化を受けたものの、スプラトゥーン3の縦長のステージと相性が良く、3~4人同時にロックすることが容易です。
相変わらず強いスペシャルと言えるでしょう。
現状、あまりメインの強い武器についていないので、試合では見かけませんが、今後の組み合わせ次第ではよく見かけるスペシャルとなるでしょう。
対策
ミサイルを散らかさないことが大事です。
動き回って広い範囲にミサイルを落としてしまうと味方に迷惑をかける可能性があります。
味方が前にいる時は後ろに下がってきても大丈夫なように、離れた場所に固めて落とすことを意識しましょう。
ミサイルにロックオンされた状態で前に出るのは無謀です。
打った本人には位置がバレていますし、ミサイルが落ちた後は自分の周りが敵インクだらけで戦いにくい状況になってしまいます。
冷静に処理してから仕切り直しましょう。
ジェットパック
宙に浮いて攻撃をすることができます。
直撃させると1撃で倒すことができますが、近爆風2発でもキルが狙えるので、そちらを前提にしておくと安定したキルが狙いやすいです。
また、スプラトゥーン2の頃は「爆風軽減」のギアで近爆風のダメージを軽減されていたため、50ダメージを与えることができず3発かかることが多かったですが、今作になり「爆風軽減」のギアが「サブ影響軽減」に変わりました。
その影響でジェットパックの爆風に対するダメージ軽減効果がなくなりました。
相手が回復する前に2発当てることができれば、近爆風2発で倒すことができます。
では、2より3のジェットパックの方が強いのかといわれるとそんなことはありません。
ステージの構造上、裏を取ってのジェットパックや高台下から発動して長射程に圧をかける使い方が難しくなりました。
オブジェクトを利用して、相手の手が届かない場所まで浮き上がってから攻撃するような使い方ができるステージも少ないです。
正面から使うと、長射程やスクリュースロッシャー、ブラスターの格好の的になってしまいます。
スプラトゥーン2初期に呼ばれていた「空飛ぶ棺桶」という異名を取り戻したような状態になっています。
しかし、アップデート後により、倒されにくい位置まで浮き上がりやすく、50ダメージの爆風の範囲も広がったため、かなり使い勝手とキル性能が上がっています。
ジェットパック持ちのブキの評価が全体的に上がりました。
対策
キルの狙えるブキは積極的にジェットパックを落としに行き、そうでないブキは避けながらジェットパックの終わりを探すようにしましょう。
発射間隔が遅いので、タイミングを見て攻撃、避けるを繰り返すことで対策しやすくなります。
ウルトラショット
直撃220ダメージ、爆風40ダメージの弾をらせん状に3つ打ち出します。
3発同時に当たったとしても220ダメージが最大ダメージになります。
40ダメージの爆風の後、他の弾が直撃した場合260ダメージではなく、220ダメージのとなります。
また、カニタンクと操者は別々の判定となる為、1発目でカニタンクが破壊され、そのまま他の弾が直撃すればプレイヤーごとキルすることができます。
そのためカニタンクに対するメタ性能が高めです。
渦巻きながら弾が進むため、まっすぐ障害物に打ち出しても細い障害物であれば避けて後ろのプレイヤーに当たることがあります。
曲射気味に打ち出すことができたりと、プレイヤーの練度と理解度によって幅が広がるスペシャルと言えます。
射程が試し打ち場のラインで6本分ほどあるので、長射程をキルすることもできます。
対策
近づいても1撃でキルされるため、使用中下手にキルを狙わないようにしましょう。
上手いプレイヤーになればしっかり当ててきます。
ウルトラショットは3発打ち出すと終わる為、今何発使ったのかしっかり数えておき、使用後に戦うようにすることが何よりの対策です。
トリプルトルネードと違い、使用中もイカ移動できるので隙だらけと思って近づかないことです。
狙われている時は、広めの障害物に隠れるようにしましょう。
使用者と距離が近いとさらに良いです。
射程が長い分、近い障害物に隠れられると曲射で狙うことができません。
逆に距離がある障害物であれば上から狙われる危険があるので隠れて安心しないようにしっかりどこに打ち出すか見るようにしましょう。
TierS
サメライド
使用前の硬直、使用後の硬直がともに長いため、使用にリスクの付きまとうスペシャルです。
アップデート前まではスプラトゥーン2のスーパーチャクチ枠のスペシャルと言えます。
使用後の硬直を上手く誤魔化せるクアッドホッパーやスパッタリー、スパイガジェットは若干評価があがります。
また、直線に地面を張って移動するようにしか使えないため、高台の敵に対して無力です。
総じて使いどころが限られる上に、使用にリスクもあり、発動できてもそこまで強くないと3拍子が揃ったスペシャルと言えます。
しかしながら、キル性能もあり、味方が戦っているところに駆けつけるように使うことで一気に状況を変えることもできます。
【Ver3.1.0】のアップデートにより、キル性能、塗り性能ともに大幅に強化されました。
多くのステージのガチエリアをサメライド1つで奪取することができ、使い方を考えれば優秀なスペシャルとなりました。
70ダメージの爆風で味方と合わせてキルも狙いやすくなったため、もはやスーパーチャクチとは比べようがない性能まで上がりました。
対策
使われて発動前に倒せそうなら倒す、厳しそうなら使用後を狙って攻撃しましょう。
いずれにしても、サメライドで倒されなければこちらが有利な状況から対面できることが多いです。
少しでもダメージを受けていると爆風のダメージでキルされるリスクが跳ねあがります。
そういった時は全力で逃げておきましょう。
他の敵と戦っている時に使われた場合は大人しく引いて対面を仕切り直しましょう。
メガホンレーザー5.1ch
発動後0.6秒間隔で2本のレーザーを3回打ち出します。
この感覚を覚えておくことで、最大3人の敵に対してメガホンレーザーで狙うことができます。
バラバラに狙いたい時は、同じ敵を見続けないようにしましょう。
物陰に隠れている敵や、潜伏している敵もロックオンしてくれるため、索敵に使うこともできます。
メガホンと一緒に攻めることでキルを狙いやすくなります。
誰が使ってもそこそこ強い反面、誰が使ってもメガホンだけで狙って2キル3キルを狙うのは難しいです。
味方と一緒に攻められるタイミングや自分自身で活かせるタイミングでメガホンレーザーを使うようにしましょう。
対策
狙われると位置がバレるため、使用者の動向に気を使いながら避けましょう。
イカロールのアーマーを活かすことでダメージを受けずに避けることができます。
余裕がある時は冷静に避けながら敵から目を離さないようにすることで詰めてくる敵を返り討ちにすることができます。
発動されると、使用者を倒しても効果が続くので、無理にキルを狙いに行く必要はありません。
ホップソナー
合計3回、45ダメージと8秒のセンサーを与える衝撃波を出します。
確定数を変えることができるので、混戦時の相手に圧力をかけることができます。
逆に、均衡している状況や不利な状況で使ってもジャンプで簡単に躱されてしまうので打開時には味方のスペシャルに合わせて使うことを意識しましょう。
高い位置に設置することで壊されにくく、広い範囲に効果を及ぼすことができるので、どの位置に置くと強いのか覚えておきましょう。
また、耐久値を持っているので擬似バリアとして使うこともできます。
射程の長いバレルスピナーは特に活かしやすい使い方になります。
デコイチラシやスプリンクラー、ビーコンなどを壊すこともできるので、頭の片隅に入れておきましょう。
対策
対物性能の高いジムワイパーであれば、対物性能アップのギアを積んでいればタメ切りで1発、積まなくても2発で壊すことができます。
それ以外のブキであれば、周囲に敵がいなければ積極的に壊して3発の衝撃波が発動しないようにしてしまいましょう。
とはいえ、壊すことに夢中になっている間にキルを取られては元も子もありません。
索敵が十分でない時には避けるだけにして、しっかり敵を探しましょう。
TierA
アメフラシ
投げた後はゆっくりと塗りながら前に進む雨雲が発動します。
4秒間雨を受け続けるとキルできるだけのダメージを与えることができます。
基本的には高台から敵を下ろしたり、エリアを塗ったりとキルを狙う使い方より敵を動かしたり、オブジェクトに絡む使い方をするものと思っておきましょう。
マルチミサイル同様、縦長のステージが多いため、適当に使っても結構強いスペシャルです。
とはいえ、アメフラシだけで狙ってキルを取ることができないので、味方と合わせて使っていきましょう。
ボムピッチャーという瞬発的に塗りを稼げるスペシャルがなくなったので、濡れるスペシャルというだけでもかなり強力と言えます。
対策
アメフラシでダメージを受けてしまったらしっかり回復してから対面に行くようにしましょう。
例えば70ダメージ受けた後そのまま対面に臨むと相手がとても有利になり、アメフラシの強みをもろに活かされてしまいます。
連キルをしたり、即座に大きな塗りを残すようなスペシャルではないので、冷静に立ち回ることが大切です。
アメフラシでエリアを塗りに来られたら、大人しく1回明け渡して、その後に打開し直す判断も必要になります。
こちらが無理に塗りに行っても勝てないだけでなく、ダメージを受けてキルされやすくなります。
最悪な状況にならないように落ち着いて対処しましょう。
グレートバリア
一定エリア、外部からの弾を防ぐバリアを発生させます。
しかしながらメガホンレーザーや、ナイスダマ、トリプルトルネード、サメライドなどバリアを無視してくるスペシャルも多いです。
弱くはありませんが、メタられることが多いスペシャルと言えます。
ヤグラ上で使う方法が有名ですが、ヤグラの上で発動したバリアは効果時間が半減します。
また、天井が低い場所で使うと展開しきれず、それに合わせて効果時間も短くなってしまいます。
バリアという名前の通り、攻撃性能が一切なく、打開時に苦しいのも評価が高くない理由になります。
後だしで相手のスペシャルを無効にできるような性能であればもう少し使い道もあったかもしれませんが、逆にメタられる始末。
極力、前線で使って味方を守る使い方をしましょう。
現状、トリプルトルネードやジムワイパーといったグレートバリアの天敵が環境に多いため、そこも評価を落とす要因になっています。
対策
上部の丸い部分を攻撃することで2倍の速さで壊すことができます。
射程のあるブキは積極的に壊して前線の味方を助けましょう。
射程の短いブキは、バリアの中に入ってしまうのも手です。
バリアの外側にいるうちは不利ですが、内側に入ってしまえば五分の勝負に持ち込めます。
また、シールドと同等にボムをぶつけると即座に爆発するため、バリアを背に戦っている敵がいたらボムの即爆でキルを狙えることも覚えておきましょう。
TierB
ウルトラハンコ
「使わない方が強い」とまで言われるスペシャルです。
左右や後ろからの攻撃に弱いだけでなく、正面からも平気でキルが取れます。
また、振り始めの隙が大きいため、使い始めも簡単にキルされてしまいます。
空中で振りかぶることで1回転して1確の攻撃を繰り出すことができますが、当たり判定はなんと射程最短クラスのボールドマーカーよりも短いです。
潜伏からキルを狙うのであれば、ローラーの方が圧倒的に高性能です。
そもそも完全無敵のテイオウイカに勝っている部分が投げられることぐらいです。
投げることに関してはウルトラショットよりも範囲も威力も低く、数も少ないため完全劣化です。
カニタンクに対して投げつけることで、直撃すれば破壊することができますが、ウルトラショットであればカニタンクを破壊してそのまま操者をキルすることまでできます。
長射程に付くとわざわざ前に行かなければいけないためとても弱く、短射程に付いた場合、近づいてキルをするというメインウェポンと役割が被って本当に使い道がないです。
せめて正面からの弾をもっとカットできるようになれば距離を詰めることができるスペシャルとして活躍の場が広がりそうです。
アップデート前はスペシャルウェポンとは名ばかり、メインウェポンよりも低い性能をしていました。
【Ver.3.1.0】のアップデートにより、ようやくまともに爆風ダメージが入るようになったり、旋回性能が上がり横からキルされにくくなりました。
連続でキル性能があがったため、下位の他のスペシャルに比べると使いどころが出た印象です。
対策
投げ以外はボールドマーカー以下の射程のため、距離を取りつつ左右や後ろから攻撃することを狙いましょう。
ボールドマーカーよりも細かく動き回れないので距離を取って相手すればハンコ使いは1番困ります。
また、スピナーやチャージャーなど距離を取って攻撃ができるブキは正面から打ち続けましょう。
普通に倒せます。
キューインキ
発動段階では攻撃性能がなく、守りに特化した性能をしています。
相手のスペシャルを吸うこともできるので相手のスペシャルの溜まり具合を把握しておくことでメタスペシャルとして活躍します。
注意しなければいけないのが、地面についてしまったものは吸えないので、ナイスダマやトリプルトルネードなど着弾後は吸えません。
吸えるものは弾に限らているので、ワイパーのように直接インクの付いたもので攻撃してくるブキやテイオウイカ、ウルトラハンコに対しては無力になります。
性能上、前で使わなければ弱いため、ついているブキによって使いやすさが大きく異なるスペシャルウェポンになります。
長射程にとっては使うために前に出なければならず、使った後も後ろに戻らなければいけないので使い勝手は悪いです。
アップデートの甲斐もむなしく、強くなったとは言いがたいです。
対策
前からの弾は吸えますが、左右や後ろは無防備です。
キューインキで弾が吸われない位置から攻撃することでキルを狙えます。
またキューインが終わった後、インクの塊を打ち出すまでの間に無防備な時間が生じます。
わざとインクを沢山吸わせて、早くその状態に移行させ、そのままキルを狙うのも有効な手段です。
ショクワンダー
触手を伸ばして、ステージを縦横無尽に飛び回ることができます。
使いこなせばステージの裏から長射程に圧力をかけることもできます。
とはいえ、移動中は無敵ですが、それ以外はダメージが入ります。
ダメージ判定が攻撃側に依存するブキであれば、移動中にキルをしているようにも見ることができます。
使用者は避けているはずなのに、キルを取られることが多くなり、ショクワンダーの性能がスプラトゥーン3のラグ環境のせいで活かしきれていない側面があります。
移動後にキルを狙う立ち回りよりも、移動しまくって相手の長射程のヘイトを稼ぐだけでも有効な使い方ですので覚えておきましょう。
また、ステージの構造を理解すればするほど強いスペシャルなので、知識面での使用難易度も高いです。
使いこなすためにショクワンダー自体の練習、ステージの勉強が必要と言えます。
対策
ショクワンダーは張り付いた後、基本的にちょっとジャンプして次の行動をします。
そのため、本体を狙うより、本体のちょっと上にエイムを置いて攻撃することでキルが狙いやすくなります。
また、短射程にブキについていることが多いので、着地地点から最低限距離を取っておけば安全に攻撃をすることができます。
ホクサイやノヴァブラスターは相手に近づいた後、メインで攻撃をしてキルを狙いやすいため、ショクワンダーの使用者によっては避けることに専念した方が良いケースもあります。
腐ってもスペシャルなので無理にキルをしに行かないようにしましょう。
TierC
デコイチラシ
新スペシャルとして登場したスペシャルですが、正直微妙と言わざるを得ません。
使っていて楽しいのは間違いないのですが。
耐久値が低いのでデコイとしての性能も低く、ダメージが低すぎて相手に移動や壊すことを強要できないのが厳しいです。
デコイと一緒に詰めていくのが、オーソドックスな使い方ですが、メガホンレーザーやアメフラシの方が詰めやすのでは?といった印象です。
使用後、すべてのデコイが爆発してからしかスペシャルが溜まらないので回転率を活かすこともできません。
今後ダメージの強化や、耐久値の強化が来れば、使い道が出てくるかもしれません。
これから上げるスペシャルに比べると、使うことがデメリットになることはないのでこの位置としています。
対策
余裕があれば、デコイを割っておきましょう。
余裕がなければ、いったん下がってやり過ごしましょう。
着弾までにも時間がかかりますし、着弾してからも爆発までに4秒かかります。
直撃しても60ダメージしか入らないため、総じて焦る必要がありません。
デコイチラシよりも、一緒に詰めてくる敵がいないかどうかに意識を向けておけば、やられることはないでしょう。
エナジースタンド
エナジースタンドのドリンクを飲むことで、7つの能力がアップします。
注意して欲しいのが、イカ速やヒト速をガン積みしていた時は、速度系の能力上昇効果は得られないということです。
2つ以上のドリンクを飲んでも効果は1つ分だけです。
攻撃力や防御力の上昇が一切なく、ドリンク効果中はイカ移動していても位置がバレるため、対面がしにくくなるまであります。
そのため、打開時、防衛時どちらでも役に立ちにくいスペシャルと言えます。
さらに悪いことにエナジースタンド同士の重複が無意味ということです。
どんなスペシャルでもかけ合わせることで強力に効果を発揮します。
カニタンクを同時に発動しても強い、アメフラシを同時に使っても強い、デコイチラシでさえ同時に使った方が強いです。
しかし、エナジースタンドは2つ同時に使っても全く意味がありません。
そのため、エナジースタンドが2つ以上味方にいるとかなり苦しい展開になります。
エナジースタンド自体、他のスペシャルと組み合わせても強くありませんが、エナジースタンド同士の組み合わせが最弱になります。
環境にエナジースタンド持ちのブキが少ない理由はそのあたりでしょう。
アップデートにより、遠くに投げることができるようになったり、飲める範囲が広がり、味方に配りやすくなりました。
しかし、飲んだ後のデメリットが一切解消されていないので、味方からすると要らないドリンクを飲まされやすくなったとも言えます。
対策
特にいりません。
効果中の敵は倒しても早く復帰してくるので、人数有利が作れたと思わず雑に攻めないことです。
また、余裕があれば相手のエナジースタンドの近くで張っておきましょう。
エナジースタンドのドリンクを飲みに来た敵を倒すことができます。
敵が勝手に張ってくれた罠ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現在17種類もスペシャルウェポンがある為、強弱があるのは当たり前と言えます。
とはいえ、テイオウイカとウルトラハンコのように上位下位の互換があるようなスペシャルウェポンはイマイチです。
Cランクに位置するスペシャルウェポンには何とかアッパーを入れつつ、いろんなブキを持てる環境になると良いですね。