パチスロを打つときの目安になる機械割。
この数値が高ければ高いほど勝ちやすくなるので高設定を打ちたいわけです。
しかしながら、機械割はあくまで機械割。
実際にパチスロを打つと機械割はそれよりも低くなってしまいます。
その原因を知って可能な限り機械割を上げない対策を知っておきましょう。
下に行くにつれてヤバめ内容になっているのではじめの内容を知っている人は読み飛ばしてください。
小役の取りこぼし・ボーナス図柄の目押しミス
まずはわかりやすいものを2つ紹介していきます。
主にレア役のように狙わないと揃わないものや1枚役といった規定の手順を踏まないと取れない小役を取りこぼした分だけ獲得枚数で損をするのでその分機械割が下がります。
また、Aタイプのように狙って揃えないとボーナスが始まらないような機種で揃えるまでに回転数をかけるとその分獲得枚数が少なくなってしまいます。
ジャグラーで毎回1発で揃えられる人と、1回ミスをする人ではボーナスの分だけ枚数を損してしまいます。
最近の台ではレア役もリプレイ扱いになっており、損しない台も増えていますが、機種によっては注意が必要です。
押し順ミスによるペナルティ
ARTやAT中の押し順をミスすると本来獲得できるはずのベルが揃わず、しっかり枚数を損します。
そちらも機械割を下げる要因になります。
閉店時間で取り切れない
機械割を計算する際に閉店時間で取り切れないという要素は一切考慮されていません。
そのため上位ATの期待値3600枚というような表記は閉店時間を迎えてしまった際に大きく損をしてしまいます。
閉店時間を考えて立ち回ることはパチスロを打つものとしては必然のスキルです。
リセットの有無
実はリセットの有無によっても機械割は変化します。
多くの台ではリセット直後に打つことで打ち手にとって有利になる状況になることが多いです。
高確がついて来たり、天井が短縮されていたり、穢れが溜まっていたり・・・
つまりリセットを行わず、そういった打ち手にとって有利な条件を得られない店舗では当然機械割は下がります。
台にもよりますが、
リセット有:設定①~⑥ 機械割97%~117%
リセット無:設定①~⑥ 機械割94%~110%
(かなり昔の台なのでわかったらすごい)
と、機械割にすると3~7%ほど違いが出る台もあります。
いかに据え置きを打つことが損になるかわかりますね。
メーカーが公表していない仕様がある
有名なところでいうと北斗の冷遇区間がいい例です。
ユニバタイマーなんかもよく噂されていましたね。(気になる人は調べてね)
もちろん、噂の域を出ませんが、打ち手にとってはほぼあるものだと思っている仕様です。
そのため、打つタイミングによっては想定している機械割を下回るような仕様も隠されているといえるでしょう。
そういう業界です。
メーカーが嘘をついている
わざわざ嘘をついている!ということも否定できませんが、これは機械割の検証条件のせいでもあります。
検定を通す際に試算されるゲーム数がそこまで多くないため、機械割として公表されている数値もあくまで検証結果ということです。
そのため、検定を通らなかった機械が中身を変えずもう1度検定に出すと通るようなこともあります。
そのため、機械のもつ機械割が市場に出回ると思ったより低い、なんてこともあるわけです。(逆も然りで甘すぎる台も、そういう台は早々にホールから姿を消しますが。)
有名な話だとSANKYOから出たインフィニット・ストラトス。
有料誌の公表値だと設定1の機械割は96.8%でしたがリリース初日のホールの機械割は87%と公表値を大きく下回っていました。
ちなみにホールに向けられた取り扱い説明書では下記の通り。
そもそも有料誌で公表していた設定1の96.8%という機械割と差があったわけです。(闇深)
出玉率や機械割という言葉の違いだと説明する声もありますが、些末な問題でしょう。
さすがARTに入って獲得枚数0枚を叩き出すこともある伝説の台といえます。
私はクソ台が大好きなので当時めちゃくちゃ打ち込んでいましたが、普段ベタピンのホールから2以上確定や4以上確定の演出の良く見ていました。
それぐらい設定を入れないとヤバい台だったわけです。
ちなみに4以上で普通に負けまくりました。
まとめ
全部知っていたらもはやメーカー側の人間と言っていいでしょう。
それぐらい、機械割を下げる要因はたくさんあります。
また、換金率によって機械割通り出ても勝負に負けることも多々あるので、本当に勝ちたいと思っている人は徹底した立ち回りがや目押しのスキルが求められるでしょう。
できるだけ機械割を上げてメーカーやホールに一矢報いましょう!