今回大人気ゲームになったヒューマンフォールフラットのレビューをしていきたいと思います。
私が買った当時はこんなに万人に愛される人気ゲームになるとは思ってもいませんでした。

リリース日 | 2017年12月28日 |
対応ハード | Switch / PS4 / Xbox /Steam /iOS /Android |
ジャンル | パズルアクションゲーム |
プレイ人数 | 1~8人 |
価格 | ダウンロード版1530円 / パッケージ版3850円 |
多ハード展開している通り、とても人気のあるゲームになっています。
タイトルで述べている通りアクションゲームに求められがちな爽快感は全くありません。
逆にそのモタモタした動き、不自由さがあるからこそ知恵を絞ってステージのギミックを解くことがとても楽しいゲームになっています。
操作としては右手、左手がそれぞれ動かすことができ、あとはジャンプとふにゃふにゃできるだけです。
手にはそれぞれグリップの性能があり物を掴んだり壁に張り付くことができます。
実際のプレイ動画はこちら↓
それでは実際にプレイしたレビューをしていきたいと思います。
評価
総評 | 10 |
ストーリー | 8 |
曲 | 8 |
システム | 10 |
キャラクター・世界観 | 10 |
ボリューム | 10 |
総評は最高評価の10です!
このゲーム本当に半永久的に遊べるだけのボリュームがあります。
というのも公式としてステージを追加してくれることもありますが、プレイヤーが作ったステージを遊ぶことができるのです。
これだけボリュームがあるにも関わらず、飽きにくくマルチで遊ぶことでさらに盛り上がることができます。
本当にいいゲームなので良かった点と気になった点をまとめていきたいと思います。
良かった点
不自由さを売りにする斬新なシステム
システム面がかなり斬新なつくりとなっており、それが最高の評価となりました。
ふにゃふにゃ人間を操作してステージごとのクリアを目指していくのですが、慣れるまではただ段差を上るだけ、扉のかんぬきを外すだけでも苦労します。

普通のゲームであればそれでイライラしそうですが、それ自体を突破していくことが目的なので全くイライラしません。
全ての動作で思わず「よいしょ」と声を出してしまうゲームですが、ギミックのクリア方法が多岐に渡り、プレイヤーの数だけ進み方があります。
「こうしなければいけない」というルールがないため、自由に楽しむことができます。
たまにマルチで遊んでいると「えぇ~・・・そこ行けるの?」と思うような行動をしている人も。
1人ずつしか使えないロープに我先につかまり、お互いが「邪魔するなよ!」と思っているであろう光景も日常茶飯事。
それを含めて楽しい素晴らしいシステムになっています。
声のない、ふにゃふにゃ人間だけのシュールな世界
このゲーム声、文章はほぼありません。(チュートリアルでちょっとだけある)
そのため、こうしろああしろと指示を受けることなく好きに進むことができます。
「こうするのかな?」「あっちからアイテムを持ってこようかな?」とよく頭を使います。
ぜひ攻略サイトなど見らずにプレイして欲しいなと思います。
先ほども言ったように正解はありません、進めればそれが道なのです。
製作者が意図する道はありますが、それに従う必要はありません。
また、マルチであればゴリ押しが効くことも多いです。
本来であればステージにある箱をスイッチに乗せて扉を開けなければいけないような場所も箱を取らず、1人のプレイヤーがスイッチに乗ってしまえばいいのです。
そんな製作者泣かせの突破方法もあります。
それが嫌であればオフラインでプレイすればいいだけです。
またキャラクターの着せ替え機能が充実しております。

自分だけのキャラクターを作ってマルチで目立っちゃいましょう!
達成感のあるパズル要素
実装されているステージは全23ステージあります。(アプデで追加される可能性も)
元は9ステージでしたがアプデで14ステージ増えました!
まだまだ追加予定のようです。
2023年2月2日にも新ステージ追加。

そのどれもが頭とアイテムを駆使して攻略することが求められるギミックだらけです。
その1つ1つがクリアできた時、思わず「やったー」と声を出してしまいそうになるくらい達成感があります。
ダメなパズルゲームは初めからこうすればできるんだねとわかるので、その過程を消化していくことがめんどくさいです。
算数で例えるなら100マス計算をさせられるようなものです。
やり方はわかっていてもめんどくさい。
ヒューマンフォールフラットは1題のちょっと難しい問題です。
ただ、ひらめきだけでクリアはできるので解けた時気持ちがいいのです。
パズルゲームでは考えられない圧倒的ボリューム
全23ステージとやりごたえ抜群、攻略サイトを見なければ1ステージ1~2時間クリアはかかります。
パズルゲームでありながら30時間近くも遊べるボリュームがあります。
しかも作業感は一切ありません、
全て目新しく映るでしょう。
さらに、プレイヤーがステージを作り、遊ぶことができます。
作成自体はサイトに登録したりの過程があるので難易度はかなり高いです。
ただ、ステージを遊ぶだけならゲーム内で完結します。
そのため、半永久的にヒューマンフラットを遊ぶことができます。
公式のステージであれば先に買ってしまっている人が新しく買った人と同じ温度感で遊ぶのは難しいですよね。(進み方を知っているため)
しかし、そんな人同士でもプレイヤーが作ったステージを一緒に遊ぶことでお互い知らない状態で遊ぶことができるのです。
つまり、今から買っても全く遅くないのです。
言葉がない、だからこそ垣根を越えて遊べるマルチ
意思疎通の手段がボディーランゲージしかありません。
だからこそ、世代、国籍を問わず誰とでも遊ぶことができるのです。
面白いのが、それにも関わらず性格がしっかり出ます。

このように我先に行こうとして人の足を引っ張るもの、一歩引いて見守るもの、他の手段を探してトライ&エラーを繰り返すもの。
とてもよく性格が出ます。
足を引っ張りあうプレイヤーをはたから見るプレイヤーに近づき「あの人たち何やってんだろうねー」と会話ができずとも心を通わせることができます。
このボディーランゲージによる会話がとてもほっこりします。
ただ、マルチをすると必ず落としあいをしようとするプレイヤーや邪魔をするためにしがみついてくるプレイヤーもいます。
厳密には良い行為ではありませんが、他のゲームの煽り行為に比べると腹が立ちません。(個人の感想です)
「邪魔するなよー笑」ぐらいに取ることができます。
これもこのキャラと世界観だからこそ為せることかもしれません。
気になった点
不自由さを面白さに変えているからこそ正直あまり気になった点はありません。
普通はマイナスに評価するような要素もこのゲームの醍醐味だと思うと楽しめてしまうのです。
その中でもあえて言うのであれば、バグです。
この手の3D系のゲームにはよくあることなのですが、溝に挟まって出れなくなったり、壁や岩にめり込んで動けなくなったりします。
ただ、そこまで頻度が高いわけでもなく、リスタートも簡単にできるので許容できます。
そう考えるとほぼ欠点はないといっても過言ではありませんね。
どんな人におすすめ?
マルチでわいわい楽しみたい人、変わったパズルアクションゲームをやりたい人は絶対買うべきです!
激しいFPSや対戦ゲームに疲れた人にもオススメです、気分を変えて楽しむことができます。
ただ、アクションに求めるものは爽快感だけ、という人にだけはオススメできません。
だるく感じてしまうと思います。
1台で2人楽しむことができるのでカップルや家族でプレイするのもいいですね。
まとめ
発売からかなり経っていますが、いつ始めても十分に楽しむことができます。
なので「今更買ってもなぁ」と思っている方は買いましょう。
1人で楽しむのもよし、ローカルで2人で楽しむのもよし、オンラインに潜って最大8人でわいわいやるのもよし、持っていて損はしないゲームです。
アプデでステージが追加されるたび盛り上がるので、時間が経っていることは気にせず買いましょう。
金額的に絶対コスパがいいゲームです。
どんな人にでもオススメできるゲームなのでぜひ!
私は友人5人ぐらい買わせましたがみんな楽しんでやっています。
それでは今回は以上になります!
またアプデがあれば情報を追加していきます!