スプラトゥーンを遊んでいると悪質なプレイヤーに遭遇することがあります。
スプラトゥーン3からはゲーム内でそういったプレイヤーを通報することができるようになりました。
実際通報の効果はあるのか、罰されたプレイヤーの声を拾いながら見ていきたいと思います。
悪質なプレイヤーとは?
具体的には以下のようなプレイヤーを指します。
・放置
・味方の邪魔をする
・味方打ち
・ナイスやカモンの連呼
・不快なニックネーム
・煽り
・リスキル
・談合
などなど
要するに試合をわざと妨げたり、他のプレイヤーが嫌な思いをするような行為をするプレイヤーを指します。
いくつか具体例を見ていきましょう。
【味方打ち】
荒らし行為されました😢スプラの害悪プレイヤーに初めて出会った…#スプラトゥーン pic.twitter.com/id83Rjng7l
— ちゃえ (@Chae__hyang) March 11, 2023
【談合&煽り】
ラクト談合の被害に遭いました。
— う (@Z5zD6KmOkAXNCpK) September 26, 2022
本当に最悪な気分になりました…。
1人は私を狙い撃ちしてずっと煽りイカ最悪すぎる、、、
いじめとやってること変わらないじゃん。。。
メモリープレイヤー→
RXFV VTWO H6CR K8M6#ラクト談合 #Splatoon3 #スプラトゥーン #スプラ#スプラトゥーン3 pic.twitter.com/VZAWqeT2HY
【フレンド申請煽り】
2戦連続で快勝してたチームに入れ替わりで入ってきて負けた方からスプラ3初のフレ申をいただいた。キッズタイムだなあ。 #NintendoSwitch pic.twitter.com/LrDchoOueX
— ニャル (@splatoonant) September 15, 2022
フレンド申請煽りとは…スイッチのユーザー名を変えて相手に悪質なメッセージを伝える方法です。
やられるととても不快な気分になりますね。
通報の方法は?
スプラトゥーン3で通報機能を使ったことがない人もいると思いますので手順を説明しておきます。
1.ロビー端末へアクセス
2.バトル戦績を選択
3.通報したいプレイヤーのいた試合を選択し‐ボタンの通報を押す
4.通報理由を選ぶ
最後に通報理由を書いて完了です。
このようにスプラトゥーン3のゲーム内で完結します。
スプラトゥーン2の頃は専用アプリのイカリングからもっと簡単に通報することができました。
しかし、オフラインでも通報できるという、おそらく機能していないのでは?という形だったので対策としては良くなったと思います。
また、通報しても相手に通知が行くことはなく、バレる心配はないので遠慮なくやってしまいましょう。
もちろん、悪用は厳禁です。
虚偽の通報を繰り返した場合、通報をしたプレイヤーがペナルティを受けることが明記されています。
通報機能の効果は?
ニンテンドーに通報が認められると、悪質なプレイヤーはアカウントがロックされ、しばらくスプラトゥーンを遊ぶことができなくなります。(いわゆるBAN)
また、このような形でBANされた理由と期間がメールにて通知されます。
システムで管理している部分も多いようで、いわゆる誤BANも見受けられます。
思い当たる節がない場合、ニンテンドーに問い合わせることで解除してもらえることがあります。
迷惑な話ではありますが。
特にBANされやすいのがニックネームです。
下ネタや卑猥な名前、煽りネームはすぐにBANされます。
通報の数が集まりやすいのと、確認が容易だからでしょうね。
次に多いのが味方への妨害です。
TwitterでBANされた人を探すと大体この2つです。
一時期は代行や改造したアカウントも大量にBANされていました。
【代行…他のプレイヤーに代わりにウデマエを上げてもらったりお金を集めてもらう行為】
代行は友達に代わりにやってもらうようなものではなく、有償で代行をするものが多く、対策として行われました。
いわゆるRMT(リアルマネートレード)対策です。
お金を払って人にウデマエを上げてもらって満足するのはなんだかとても悲しいですね。
こちらはスプラトゥーン3が永久にプレイできなくなる永久BANとして対処されています。
このように悪質であれば永久BANの対象となります。
BANの期間は2週間~か永久BANに分かれます。
前科持ちだったり、1発目から悪質だと期間が長くなり、永久BANの対象になりやすくなります。
意外と効果のあるニンテンドーの対策
通報機能だけでなく、悪質なプレイヤーを減らす取り組みをしています。
スプラトゥーン3ではメモリープレイヤーという試合の中身を確認することができる機能が追加されたため、証拠の保全がしやすくなりました。
その事実自体が悪質プレイヤーを減らしたと言えます。
実際2に比べて3で悪質なプレイヤーに遭遇することが減りました。
証拠が残るとわかっても悪質な行為をするプレイヤーは相当頭が悪いか、頭に血が上っているかのどちらかと言えます。
また、ゲーム内での名前が1か月に1度しか変えられなくなりました。
変な名前で煽り行為をしようものなら1か月その名前のままということです。
以前は
「みかたよわすぎ」
「ホコもて」
のような味方を侮辱するような名前や命令するようなプレイヤーネームも良く見ましたが、こちらも数が減っています。
Switch本体のブロック機能は効果ナシ?!
スプラトゥーン2の頃はswitch本体でブロックすることで、マッチングを避けることができていました。
例外があり、ガチマッチのランキング2000位以内であれば限定的にブロックは関係なくマッチングされます。
(強いプレイヤーをブロックして勝ちやすくする狡いプレイヤーがいたため)
しかし、スプラトゥーン3になってからは本体のブロック機能は意味がなくなりました。
どのパワー帯であってもブロックしたプレイヤーと普通にマッチングします。
無意味ということです。
私自身、煽り行為や味方打ちを繰り返すプレイヤーをブロックしてから試合に臨みましたが、次の試合でもそのプレイヤーは味方にいました。
そして同じように悪質な行為をして敗北をプレゼントしていただきました。
絶対に会いたくない人ともマッチングしてしまうため、ブロック機能は劣化したと言えます。
ゲーム内にもブロック機能はないので、絶対にマッチングを避ける方法はないと言えます。
悪質なプレイヤーとマッチングしないためには
では、悪質なプレイヤーに合わないためにはどうすればいいのか。
可能な限りに対策を上げていきます。
時間帯を選ぶ
悪質な行為をするプレイヤーはどうしても子供が多いです。(精神的に子供の大人もいますが)
いわゆるキッズです。
キッズのプレイ時間帯である、16~21時はゴールデンタイムと言えます。
また土日や祝日も多くなる傾向にあります。
こういった時間帯を避けてプレイするのは効果的です。
自分のプレイ時間を変えたくない人には向いていない対策です。
悪質なプレイヤーに出会った後はしばらく時間をおく
連続でプレイすると同じプレイヤーにマッチングしやすくなります。
特にナワバリは同じ部屋が継続される可能性も高いので、遭遇したら1度マッチングを解消して時間を置いてマッチングするようにしましょう。
少なくとも同じプレイヤーには当たりにくくなります。
友達同士でプレイする
自分以外ランダムな人とマッチングすると最大7人知らない人(野良)と試合をすることになります。
それだけ悪質な行為をするプレイヤーとマッチングする可能性が高くなります。
オープンマッチで2~4人で遊ぶことで少なくとも味方に悪質な行為をするプレイヤーを引きにくくなります。
また、2人であれば味方にも2人のペアが来やすく、4人で遊べば相手にも4人でチームを組んでいる人が来やすくなります。
人と遊んでいる人であれば、知り合いの目があるので悪質な行為をしにくくなります。
たまに相手の4人全員悪質なプレイヤーで遊んでいる人もいますが、そういった人たちは少数なので割り切りましょう。
少なくとも人と遊ぶことで遭遇確率は減らせます。
ウデマエを上げる
ウデマエが低い人ほど煽る傾向にあります。
というのも下手なうちはキルレ(キルとデスの比率)にしか目がいかず、キルレが良い悪いでしか活躍を判断できません。
そのため、自分はキルレが良いので負けたら味方が弱かったと判断してつけあがっていきます。
「毎試合自分はこんなに活躍しているのに」
「自分は強いのに味方のせいで上に行けない」
と思うわけです。
しかし、ふたを開けてみれば、オブジェクトに全く絡んでいなかったり、潜伏ばかりして味方に負担をかけているケースが多いです。
そういった自分のせいで負けている事実に気づきません。
ゆえに下手なのに上手いと勘違いしているプレイヤーは弱いと思っている味方を煽ります。
ウデマエが上がれば上がるほど、キルレ以外の味方の活躍にもしっかり目が届くプレイヤーが多くなるので
「たくさん死んでいるけどたくさんホコ持ってくれたから仕方ない」
「キルレはいいけど、デスしてはいけないタイミングでデスした自分が悪い」
と正しい反省ができるようになり怒りが味方に行きにくくなります。
(もちろん、どうしても味方のせいで負ける試合はありますが…。)
上手い人たちがいる場所に行けば変なプレイヤーが減るので頑張ってウデマエを上げましょう。
もちろんそれができれば苦労しないと思うでしょう。
なので、ウデマエを上げることのメリットの1つぐらいに考えておきましょう。
まとめ
通報に即効性があるかと言われると「ない」と言えます。
通報してもブロックしても次の試合当たり前のようにマッチングします。
しかし、悪質なプレイヤーを通報してBANしてもらうことで減らしていくとともに、通報されてBANされる可能性を広めていくことが大切です。
「バレなきゃ大丈夫」
と思っているプレイヤーがBANされ、SNSで「本当にBANされました、気をつけましょう」という声が広まることが大切です。
2週間(または永久に)スプラトゥーンができなくなるリスクと一時の衝動で人に迷惑をかけることのリスクを考えさせることが重要といえます。
とはいえ、子供(精神的な子供を含む)は実際に罰を受けないと理解できない人も多いです。
悪質なプレイヤーがいなくなるように通報してバンカラ街の平和を守っていきましょう。