子供から大人まで、性別関係なく楽しめるスプラトゥーン3ですが、ウデマエを上げたいと思っている人も多いと思います。
そこで今回、初心者~中級者向けに上手くなるためのコツを6つに分けて紹介していきます。
上手いプレイヤーはみんなやっていることなので、自分ができていないことがあれば実践してみてウデマエを上げていきましょう!
持ち武器を決める
まずは自分の好きな武器を決めて持ち武器にしましょう。
なんのために必要か説明していきます。
自分の武器を理解する
まずは自分の武器をしっかり理解することから上手くなるための道が開けます。
・射程
・ダメージ
・キルタイム(どれぐらいの速さでキルできるか)
・塗り性能
・サブとスペシャルの使い方
この辺りをしっかり理解しましょう。
そして、理解ができたら他の武器と比べてどこが強いのか考えます。
例えばわかばシューターとを見てみましょう。
・射程2.2本
・ダメージ28
・キルタイム0.267/秒
・塗り性能は高い
・インクタンクが他の武器と比べて10%容量が大きいのでたくさん使える
次にスプラシューターを見てみます。
・射程2.5本
・ダメージ36
・キルタイム0.217/秒
・塗り性能は普通
このようにステータスを正しく理解すると、わかばシューターがスプラシューターと対面した時にやってはいけないことがわかります。
射程2.3~2.5の位置で対面することです。
なぜなら、わかばシューター側からは一切手が届かず、スプラシューターは一方的に攻撃が届きます。
では、わかばシューターはどうすればいいのか?
自分の射程の届く2.2本より内側まで近づくか、2.5本より遠ざかり、お互い手が届かない場所で仕切り直すかです。
このようなブキごとの対面時、どうすべきなのかを頭で理解して、試合中にそれを実践することを繰り返すことで上手くなっていきます。
これを調べずに試合をし続けても、同じ失敗を繰り返すので上達していきません。
自分の試合の中での役割を理解する
先ほどわかばシューターとスプラシューターの性能の差を説明してきました。
キルを取るだけであればスプラシューターの方が射程も長く、攻撃力も高いので優れているように見えます。
実際その通りです。
ではわかばシューターを持つ意味がないのかと言われれば、そんなことはありません。
塗り性能はわかばシューターの方が強いのでしっかり塗り広げて、味方を動きやすく、敵を動きにくくできれば活躍できます。
このように、自分の武器が試合で果たすべき役割をしっかり理解することが重要です。
スプラトゥーンで、試合中に果たすべき主な役割は
・キルを取る
・塗り広げる
・カウントを進める
・スペシャルをたくさん使う
・敵の注目を集める(ヘイトを集める)
などなど・・・
それぞれが得意なことを実行して試合を有利に進めていくことが勝利のコツです。
わかばシューターがキルを狙って、スプラシューターが塗り広げるような役割をしてしまうとお互いの強みが活かしきれず、もったいなくなるということです。
まずは自分の武器の強みが何か整理して、その強みだけは実行できるようになりましょう。
スプラトゥーン3には表彰システムがあるので自分がどんな活躍をしたのかわかりやすくなっています。
自分の武器が取りやすい表彰を積極的に狙って取れるようになっていきましょう!
持ち武器以外も持つ
特に自分が相手して苦手な武器は持ってみる
先ほどは持ち武器を決めるという話をしました。
それとは逆に持ち武器以外も持つようにしましょう。
「いろんな武器を持つと上手になれないのでは・・・?」
という意見もありますが、絶対に他の武器も持った方がいいです。
なぜなら、持ってみないと弱みがわからないからです。
動きにくさ、足元塗りの弱さ、インク効率の悪さなど持ってみることで相手の弱点を理解することができます。
対面した時に自分の最適な行動が浮かぶようになる
よくやられる武器の強みはわかっていると思います。
しかしどんな武器にも弱点はあります。
使ってみてそれを体感することで、その武器と対面した時にどんな行動を取るべきなのかわかるようになります。
1つ問題を出したいと思います。
ノヴァブラスターから攻撃されて爆風ダメージを受けてしまった!
このあと適切な行動は?
正解発表まで3
2
1
ということで正解発表です。
「逃げる」というのが50点の正解です。
なぜなら逃げても同じように追いかけられて、もう1発爆風を貰い、倒される可能性が高いからです。
ブラスター系統の武器は爆風が大きくエイムがずれてもダメージを与えることができます。
ゆえにうまく逃げようとしても捕まる可能性が高いです。
しかもノヴァブラスターは軽量武器に設定されており、イカ速が速いです。
逃げるのはかなり難しいということです。
では、100点の解答はどうか。
それは「詰める」です。
え?攻撃受けたのに近づいたら負けるのでは?と思うかもしれませんがノヴァブラスターの性能を見ていきましょう。
ノヴァブラスターの射程は1.6で爆風の届く距離が0.8~2.2となっています。
つまり、0.8本より内側に入ると爆風が当たらないので直撃を当てられない限り負けないのです。
しかも連射のスピードがシューターなどに比べてかなり遅いので、内側に入ってしまえば、倒されないどころか倒すことさえ容易になります。
これはノヴァブラスターに限らず、ブラスター系統に共通した弱点です。
むしろノヴァブラスター以外はさらに手前の爆風の届かない距離が長いので詰めやすいです。
このようにブキの弱点をしっかり理解していれば、より良い選択肢を選ぶ可能性が生まれます。
もちろんケースバイケースなので逃げれる時は逃げてもOKです。
選択肢を増やしておきましょう。
ギアの効果を理解する
ギアだけで活躍のしやすさが変わる
ギアについているギアパワーはキャラクターやブキの能力を引き上げることができます。
そこで自分のブキにあったギアをつけることが活躍への近道になります。
ここで注意してほしいのが自分(プレイヤー)に合ったギアパワーではなく、ブキに合ったギアパワーをつけることです。
初心者はインク管理が苦手なのでメインインク効率アップのギアやサブインク効率アップのギアをたくさんつけがちです。
しかし、このギアをたくさんつけてしまうと、いつまでたってもインク管理が上手くなりません。
このようにプレイヤーのスキル不足をギアで補う構成はうまくなるためにはオススメできません。
上手い人はその分、対面力が強くなるようなギアパワーや、試合を有利に進められるギアパワーに枠を割いています。
オーバーフロッシャーやエクスプロッシャーのように塗ることが仕事でインクをたくさん使うようなブキであれば、ブキに合ったギアと言えるのでOKです。
上手くなりたければ、自分のブキの長所を伸ばせるギアパワーをつけましょう。
同じギアパワーのつけすぎに注意
ギアは同じものをつければつけるだけ効果が落ちるようになっています。
たくさんつけてもほとんど効果がないものもある為、つけすぎになる時は他のギアをオススメします。
特に少量でも効果の得やすい以下のギアパワーはオススメです。
【小さいギア枠1個での効果(0.1)】
・スーパージャンプ時間短縮(チャージ時間が80F→58Fになるので倒される前に帰りやすくなる)
・スペシャル減少量ダウン(デス時に50%減るスペシャルゲージが41%しか減らなくなる)
・サブ影響軽減(爆風のダメージが減らせる、マーキング時間が80%に短縮)
・アクション強化(ジャンプ打ちがぶれにくくなる→ブラスター:ブレ10%減、その他:ブレ38%減)
ジャン短、スぺ減、サブ減の3つは昔から積み得ギアと言われてきました。
3からはアクション強化のギアも0.1積むにはかなりオススメです。
たった0.1積むだけでジャンプ打ちのブレが38%も減り、0.2積むと50%まで減らすことができます。
少ないギアで効果を感じやすいギアなので新たな積み得ギアと言えます。(ついでにイカロール、イカノボリがしやすくなる)
ステージを理解する
最適な立ち回りを覚える
自分のブキを理解したら、その次は自分のブキがステージのどこで戦うことが強みを発揮できるのか学んでいきましょう。
・チャージャーであれば高台
・スロッシャーであれば高台の下や障害物の裏
・シューターであれば射程を押し付けられない狭い場所
などなど試合の前に整理しておき、試合中はそのポジションで戦うことを意識しつつ、必要に応じて立ち回りを変化させていきましょう。
ただ、最初から変化させるのは難しいので、自分の強みが活かせるポジションだけ整理しておけばよいでしょう。
味方・敵に合わせて役割を変える
これはかなり難しいので今までの内容でやるべきことがある人は読み飛ばしてください。
中級者向けの内容になります。
味方の編成によってはキルが取りにくいブキでも前でキルを取ったり、塗りが得意でなくても塗りに回る必要があるケースもあります。
味方がキルが得意なブキ4人だった時、味方に比べて塗りが得意なブキであればしっかり塗りを意識するということです。
例えばこの試合です。
本来ジェットスイーパーはゴリゴリと前に出るブキではありません。
味方のシャープマーカーが前衛の役割をしますが、味方のシャープマーカーにとってはハイドラの攻撃を躱しながら赤ザップ・96ガロン、クラッシュブラスターをひとりで相手するのはかなり厳しいです。
そこで、こちらのチームからもう1人前に出る必要があります。
候補はジェットスイーパーかラピッドブラスターです。
ラピッドブラスターはシューターほど機敏に動けないので無理をさせてもいい結果にはならないと思い、自分が前に出ました。
結果的に、しっかりキルを取ることができ勝利することができました。
このように自分のブキがチームの中で担うべき役割を考え、試合ごとに動きが変えられるようになるとより上手くなれるでしょう。
これがスプラトゥーン3で求められる「味方をキャリーする力」に繋がります。
今までの話は1人分の仕事をしっかりこなすための話でしたが、こちらは1人分以上の仕事をする説明になります。
ウデマエ=エイム×立ち回り、2つの練習をする
エイムの練習
スプラトゥーンで勝つためには大きく2つの力が必要になります。
対面に勝つためのエイム力。
対面を有利に進めたり、試合を勝ちに導くための立ち回り。
この2つを磨くことでウデマエが上がっていきます。
エイム力はかなり才能に依存します。
とはいえ、一定のレベルまでは練習で引き上げることができます。
試し打ち場で動くバルーン、動かないバルーンに弾を当てる練習をしましょう。
その時に初弾がしっかり当てられているかどうか意識すると上達します。
3発で倒せる敵を3発で倒すことができれば理論的には最高です。
4発、5発と打ち出す弾が増えるほど負ける可能性が高くなります。
繰り返しますが、初弾が当たっているかを意識してください。
また、ブキの最大射程で弾を当てる意識も大切になります。
近づいてエイムを合わせるのは簡単です。
射程端でのエイム力が対面の差を分けます。
立ち回りの練習
立ち回りは上手い人の動画を見たり、上手い人に自分の動きを指導してもらうのが1番です。
なぜなら、自分で自分の立ち回りの何がいけないか反省するためにはある程度実力がいります。
初心者が自分で立ち回りを改善するのはかなり難しいです。
また、動画に関しても上手い人のまねをすれば上手くなるとも限りません。
なぜなら、上手い人はエイム力ありきの立ち回りをしていることが多いからです。
キルができれば良い立ち回りでも、キルを取るエイム力がなければ途端にダメな立ち回りになってしまいます。
自分のレベルに合わせた指導をしてくれる知り合いを作ることをオススメします。
上手い人とたくさんプラべやオープンマッチに潜りましょう。
視野を広げる練習をする
目に見える情報を整理する
スプラトゥーンは視覚情報がめちゃくちゃ多いゲームです。
そのため、表示されている情報をいかに早く取得しつつ、行動に反映させるかが勝利のカギです。
当然、立ち回りを最適化するために役立ちます。
敵や味方の位置だけでなく、以下の4点を素早く把握できるようになりましょう。
優先度の高いモノから1~4の番号をつけています。
全部が見れない人は1つずつ意識してみるようにしましょう。
- 人数アイコン(敵味方の誰が生きているのか、誰がスペシャルが溜まっているのかわかる)
- カウント(どれぐらいの差で勝っているか、負けているかわかる)
- スペシャルゲージ(自分が後でどれぐらいでスペシャルが溜まるor溜まっているのかわかる)
- ダメージ(自分がどれだけダメージを受けているのかの目安がわかる)
画面が見れていない人はまず1の人数差が把握できるようになりましょう。
自分のチームの人数が多い時が押すとき、少ない時がこらえる時の認識で大丈夫です。
その押し引きのタイミングを間違えないだけで味方と足並みが揃いやすくなります。
2~4も押し引きのタイミングのための材料になります。
この情報が総合的に整理できるようになると、今画面に映っているものを判断材料に未来のビジョンが予想できるようになります。
そうなると自然と立ち回りが最適化されるようになっていきます。
例えば…
エリアを確保!味方が4人で敵が2人なので攻めていけそうだ!
↓
すでに前に味方がいるので悪くても敵と相打ちして、3対1になりそうだ
↓
最初に倒した2人の敵はそろそろ復帰してこっちに来そう
↓
自分はもう少しでスペシャルが溜まりそうなので前に行かず復帰した敵にスペシャルを使って有利状況を維持しよう
↓
結果、スペシャルを貯める、そして敵を迎撃してカウントをさらに進めることができる
というような思考を上手い人になれば1秒ほどで判断します。
この判断が正確で、早い人ほど上手いと言えます。
音を聴き分ける
個人的にスプラトゥーンはヘッドホン必須です。
なぜなら、音で敵の潜伏がわかったり、ボムの位置が判断できるからです。
左右聴き分けられる環境であればかなり戦いやすくなります。
とはいえ、よほどストイックでない限りはこだわらなくてもいいスキルです。
ただ、私はヘッドホンに慣れすぎて、使わずにプレイすると違和感が凄いです。
私が使っているヘッドセットですがめちゃくちゃオススメです。
ワイヤレスに対応しており、マイクも搭載。
充電もスタンドに置くだけとストレスフリーです。
値段はしますが参考までに。
まとめ
以上、スプラトゥーンが上手くなるために必要な6つについて説明していきました。
1つずつでいいのでできるようになっていけばウデマエは上がっていきます。
ギアやブキの性能を知ることは、試合外でもできることなのでじっくり時間を使っていきましょう!