九日ナインソールはスピード感溢れるアクションゲームで、2024年11月26日からSwitch版が配信されています。SFファンタジーと古代中国神話を融合させた2Dプラットファーム型アクションアドベンチャーゲームです。ゲームの難易度は比較的高くハードコアなゲームで、ファンには夢中になってプレイしてしまうという声もあります。
その一方で大きな話題にはなっていません。そこで今回は九日ナインソールのSwitch版のレビューや評判について紹介していきたいと思います。
九日ナインソールのSwitch版
九日ナインソールは現在 Steam版とPS4&PS5版の配信に加えて、Switch版も配信されています。道教とSFが融合したタオパンクと呼ばれる世界で主人公を操作して、復讐を目指していくゲームです。9人の「ソール」という守護者の撃破を目指していく内容になっています。戦闘スタイルも独特で敵の攻撃をかわすだけではなく、弾くことで相手にダメージを蓄積させることもできるのです。
九日ナインソールの配信情報
九日ナインソールはSwitch版が配信されていますが、ダウンロード版のみでパッケージ版は今のところ配信されていません。価格については3410円でPS4&PS5版と同じ価格となっています。レッドキャンドル・ゲームズの魅力のあるストーリー性が人気となっており、世界観やキャラクター間のやりとりはもちろん人物描写も丁寧に描かれています。SFファンタジーの世界観に入り込めるストーリーと操作スキルが試されるアクションを兼ね備えた魅力の溢れるゲームです。
九日ナインソールのあらすじ
数百年にわたり新崑崙は銀河の狭間に静かに佇んでいました。広大な領地に神々は桃花村と呼ばれる約束の地を人間に与え、この地の住民は神聖な儀式を行うことで厄災から護られていると信じています。羿は長い眠りから目覚め新崑崙を治める9人の太陽に復讐を行うため、世界を探索し行く手を阻むものと激しい戦いを繰り広げていきます。
戦闘システム
九日ナインソールのSwitch版の戦闘システムは、バトルの主軸に攻撃の弾きからの速攻反撃のコンボ技が使えます。戦闘に格闘ゲームのような要素が入っていることは非常に珍しく、九日ナインソールならではの戦闘システムとなっています。さらに従来の横スクロールゲームと比較すると、ブロッキングと正確なタイミングでの技の発動に重点が置かれています。しかし従来の操作もしっかりと取り入れられているため、ダッシュ回避や二段ジャンプなどの動作も自由に組み合わせることができます。
敵とボス戦
九日ナインソールではSwitch版でも激しいバトルが繰り広げられ、登場する敵は様々な攻撃パターンを繰り出してきます。遺伝子操作された衛兵や未知の古代生物にも有効な技を選び出して戦う必要があります。各エリアの最終試練となる9人の太陽とのボス戦では、性格や戦闘スタイルが異なる相手が待ち受けています。彼らとの戦闘を通してストーリーも明らかになるため、ボス戦は重要な戦いとなるのです。
九日ナインソールの面白さ
九日ナインソールのSwitch版はその他のプラットフォーム同様のゲーム内容になっており、アナログ風の背景やキャラクターデザインにもこだわりを感じます。サイバーパンクの世界観や東洋の要素はそれぞれの良さがあるため、融合された世界観が生まれることはあまりありませんでした。しかし本作では斬新なビジュアルとサウンドを作り出し、これまでにない世界を作り上げています。そうして生まれたのが架空の世界であるタオパンクという世界観です。
九日ナインソールのレビュー
ここからは九日ナインソールのSwitch版をプレイした方の感想を紹介していきたいと思います。まず九日ナインソールの開発会社のこれまでのゲームをプレイした方の感想の多くは、新しい世界観に面白さを感じるという意見や、戦闘システムのこだわりに魅力を感じたという声が多くありました。しかし序盤では難易度に対するアクションが不足しており、戦闘もよくわからない状態で行うことになっていたようです。そのためサブクエストの進め方などが曖昧になってしまったという声がありました。
戦闘システムの理解度の低い状態でゲームを進める
九日ナインソールの戦闘システムはSwitch版でも非常にこだわられており、序盤のうちに理解するには難解であるといえます。そのため攻撃の弾きをどのように活かしていくのか実際に何度も戦っていかなければ、序盤で使いこなすというのは難しいと思います。また弾きで溜めた気を消費して放つ大技は、いつ貼るのがいいのか難しいところです。基本的には大きくのけぞってひるんだ瞬間に貼るのがいいといわれていますが、ひるむ条件に一貫性はなく見極めがわかりにくいといわれています。
こだわりが溢れている
バトルの難しさはありますが、NPCとのやりとりでレアアイテムの入手や装備品の強化ができるようになっています。サブクエストでは報酬が豪華なものもありストーリーを進める上でも必要になるため、やり込み要素の多さに魅力を感じた方も多いようです。九日ナインソールは日本のアニメーションや漫画のようなカットシーンが数多く登場します。Switchのゲームではなめらかなゲームが多くみられる中で、漫画のようなゲームを楽しむことができるのは日本のファンにとっては馴染み深く面白いようです。
クリア後にも感動を与える演出
九日ナインソールのクリアではエンディン曲が非常にかっこいいといわれており、エンディングムービーが流れた後にタイトル画面に戻っていきます。演出のこだわりを感じられ、さらに続行するとストーリーの分岐点に戻ります。分岐の選択の正しさはどちらにもあると感じさせるようなゲーム性にもファンは感動するという声がありました。
まとめ
今回は九日ナインソールのSwitch版についてゲーム内容やレビューを紹介していきました。ストーリーの緻密さや戦闘シーンのこだわりが多く、序盤は難しく感じるものの中盤からはやり込み要素も加わり好評であるといえます。日本のアニメーションや漫画を感じさせるアナログ風のグラフィックは最大の魅力です。サウンドやキャラクターにも世界観を忠実に作り出されているので、九日ナインソールが気になった方は是非プレイしてみてください。