害悪プレイヤー同士がマッチングする世界線の実現へ向けAmazonが特許を取得‼

今回は誰もが知る世界のAmazonがオンラインゲーム業界のあり方を変えうる特許を取得しました。

それが害悪プレイヤー同士をマッチングさせるシステムです。

特許番号は、US10807006号、発明の名称は” Behavior-aware player selection for multiplayer electronic games” （マルチプレイヤーゲームにおける行動を考慮したプレイヤーの選択）です。

これはかなり面白いシステムです。

オンラインゲームには必ず害悪なプレイヤーが存在します。

最も有害なプレイヤーはチーターと呼ばれ、ゲームシステムの根幹を揺るがす存在になります。

Amazon Game Studiosはマルチプレイゲーム『Crucible』の開発を断念したものの、現在はMMORPG『New World』を運営しています。

リリース当初は同時接続数90万人を誇るビッグタイトルでしたが、現在は半減しています。

それでもsteamのゲームの中で多くのユーザー数を誇ることに変わりはありません。

オンラインゲームの衰退はチーターや、有害プレイヤーによっても促されます。

民度が引くと楽しく遊びたいプレイヤーは敬遠してしまいます。

そのため、今回のように有害なプレイヤーは有害なプレイヤーで遊ぶよう仕向けられるシステムの特許を取得するに至りました。

有害プレイヤーとは

そもそもオンラインゲームをあまり遊ばないという人のためにどういったプレイヤーのことを指すのか説明していきます。

1番ひどい有害プレイヤーはチーターです。

どういった行為がチートに当たるのか興味がある人は合わせて読んでみてください。

チーターは犯罪行為であるため、今回の有害プレイヤーの中では最上位といえます。

では、そこまでは行かずとも有害プレイヤーと判断されるプレイヤーはどんな行為を行っているのでしょうか。

一般的に有害と判断されるプレイヤーの行為には以下のようなものがあります。

1. 暴言・荒らし行為
2. 煽り行為
3. いやがらせ行為
4. 出会い目的

1つずつ簡単に説明していきます。

暴言・荒らし行為

これは典型的な有害プレイヤーです。

対戦ゲームで腹が立ちやすいのは分かりますが、それによって相手に暴言を吐いたり、チャットで暴言を言って回る行為です。

特にチャット欄を罵詈雑言で埋め尽くすことは荒らし行為となるため早急にそういったプレイヤーはキック（はじく）するほうがいいでしょう。

煽り行為

これはゲームによって行為が異なりますが、普通にプレイしていればあり得ない動きをすることで相手を挑発する行為です。

特に相手を倒した後に屈伸と呼ばれる上下運動を繰り返したり、くるくる回ったりします。

されているプレイヤーは煽られていると認識をすることができるため、腹が立つ行為の1つです。

煽っているプレイヤーはキッズ（精神年齢的に子供）だと思うようにすることです。

いやがらせ行為

これもゲームによって行為は異なりますが、いつでも勝てるのに故意に試合を長引かせる行為などが該当します。

広義では煽り行為も含まれるでしょう。

後は文字通り、相手が不快に感じることをする行為です。

出会い目的

これに絡んだ犯罪、逮捕者も昨今増えています。

リアルで出会うことを目的に誘ったり粘着をする行為です。

年齢的に問題なく、かつ双方同意の上であればいいのでしょうがそういったケースは含まれません。

初対面の異性に対して執拗に「会おうよ」「連絡先を交換しよう」と迫る行為が該当します。

された側はそれを理由にゲームをやめるきっかけになる人もいます。

有害プレイヤー同士がマッチングする世界

もはや地獄以外の何物でもないでしょう。

暴言が飛び交い、相手を倒した暁には煽りあい、それによってまたヒートアップ。

とても参加したくない世界です。

ただ、そういう傾向にあるプレイヤーは固めてしまったほうがゲームのためにも健全なプレイヤーのためにもいいことだと思います。

有害なプレイヤーは健全なプレイヤーを減らしてしまいます。

有害なプレイヤー同士がマッチングした結果、有害なプレイヤーが健全な世界に出てこなくなれば健全なプレイヤーは今まで以上に楽しく遊ぶことができます。

また、有害なプレイヤー同士地獄でプレイしていれば当然つまらないと感じやめていく有害プレイヤーもいるでしょう。

そうやって有害プレイヤーの母数を減らす浄化作用にも期待ができそうです。

逆に言うと地獄に残り続けたプレイヤーはキングオブ害悪と成長していきそうですが・・・。（蟲毒のようです）

後はどのように有害プレイヤーを判断するのか、アカウントを変えるだけで地獄を抜けられるようにならないかなど、しっかり機能すればとても楽しみなシステムです。

私自身よくスプラトゥーンをするのですが煽り行為や放置などには大変腹が立っていたのでそういった機会が減るようにゲームが変わっていってくれるといいなと思います。

ぜひ効果があることを期待しています！