以前スマホゲームでリトルノアというゲームがあり、主人公のノアを含めた登場キャラクターをアクションローグライクゲームにリメイクしたゲームになっています。
元のゲームはクラッシュオブクランのような防衛シミュレーションゲームでした。
当時の私はリトルノアでファミ通の公式クランに入り、上位に入賞するほどやり込んでいました。
このゲームが出ることをswitchのインディーワールドで知った時は思わず涙しました。
話が逸れましたが、リメイクされたこのゲームはどうだったのかレビューしていきます。
リリース日 | 2022年6月28日 |
対応ハード | Switch / PS4 /Steam |
ジャンル | アクション/ローグライク |
プレイ人数 | 1人 |
価格 | 1500円(税込)/DLC500円 |
内容自体はよくある2Dローグライクアクションのゲームです。
特徴的なのは仲間使ってコンボを作ることができる点です。
アストラルというノアと一緒に戦う仲間たちをステージの中で集め、順番を決めることでコンボができます。
そのため、同じ仲間を5体集めても順番を変えるだけで、自分好みのコンボに作り替えることができるのです。
ランダムで手に入る武器はありませんが、このアストラルたちによって毎回異なったローグライクらしい冒険を演出してくれています。
評価
総評 | 8 |
ストーリー | 7 |
曲 | 8 |
システム | 8 |
キャラクター・世界観 | 10 |
ボリューム | 6 |
キャラクターや世界観には多少、思い出補正があるとは思いますがご容赦を。
とはいえ、このかわいらしいタッチのキャラクターたちは、多くの人に気に入ってもらえるんじゃないかと思います。
実際ノアはフィギュア化するぐらいに人気みたいです。
その他の要素に関しては、Cygameが作っているということもあり、総じて他のインディーズゲームに比べるとレベルが高いです。
少なくともインディーズゲームによくある変な日本語や、バグの類での悩みは皆無でした。
ただ、良くも悪くも平均的な出来に収まっているなーという印象です。
インディーズのゲームを沢山していると、説明不足ながら自分で理解をしていく楽しみや、バランスの壊れた武器が出てくることも多いです。
そういった、いい加減さもまた楽しみの1つだったりするので、リトルノアはいうなればインディーズゲームの優等生といったところです。
それぞれ良かった点と気になった点を挙げていきます。
良かった点
かわいいキャラクターと世界観
登場するキャラクターの立ち絵はとてもかわいく、仲間となるアストラルもペットにしたくなるようなかわいいキャラクターばかりです。
スマホで登場したキャラクターはほとんど登場するので新たな活躍が見れて嬉しいです。
気に入ったキャラクターは贈り物をすることで強化することができるので、どんどん育成していきましょう。
豊富な強化要素
先ほど紹介したアストラルの強化だけでなく、ノアや拠点となる方舟も強化していくことで冒険を有利に進めて行く事が出来るようになります。
新しいノアの変身を獲得したり、
能力やポーションの性能を上げたり、
冒険中に獲得できるアイテムを増やしたり性能を上げたり
能力を上げるスタチューを飾れる台を増やすことができます。
どれも冒険の中で手に入れることができる、マナを使って強化できるので何度もプレイしてマナを集めていきましょう。
自分なりに考えるコンボが楽しい
攻撃のコンボは集めたアストラルによって変化します。
アストラルによって特徴が異なり、
素早く繰り出せるもの
遠距離攻撃ができるもの
隙が大きいが大ダメージを与えたり吹っ飛ばすことができるもの
敵を浮かせるもの
などなど
効果は様々です。
最初に吹っ飛ばしてはコンボがつながらないため
隙の少ない攻撃→浮かせる攻撃→浮いている間に大技の隙を消して吹っ飛ばす→吹っ飛んだところに遠距離攻撃で追い打ち
など手に入るアニマを上手く組み合わせてコンボを作っていけます。
アストラルは40体以上登場するので、お気に入りのアストラルが見つかるはずです。
DLCによるボリュームアップ
500円(1弾+2弾のセット)で追加できるDLCにより、さらなる育成を楽しむことができます。
プレイ当初は「ローグライクにしては少しやれることが少ないかな…?」と思っていたのでこれは嬉しい追加要素でした。
Cygameということでプリコネやウマ娘に登場するキャラクターに扮することができるのでファンの方はぜひ購入したいところです。
無料アップデートを随時行ってくれている
2023年4月現在までに4度も大型アップデートが実施されています。
今から買う人はエンドコンテンツも含めて出来ることの増えたリトルノアを楽しむことができるのでオススメです。
気になった点
アップになった時のノアのキャラデザがイマイチ
立ち絵や遠くから見る分にはかわいらしいノアですが、アニマバーストという必殺技を使った時のノアがあんまりかわいくないです。
緋弾のアリアのスロットを思い出します。
↓
どうしてこうなった…。
せっかくノアの見せ場なのにこれは残念でした。
属性がめんどくさい
ローグライクは何度もダンジョンに挑戦し、その中で手に入れたアイテムや武器を使って攻略をしていきます。
そのため、毎回自分の考えた通りに強くなれるわけではありません。
にもかかわらず、属性のような相性を考えるシステムがあると正直面倒に感じました。
育成要素のスタチューが使いにくい
スタチューは飾ることで、能力を上げることができる像です。
しかし、スタチューの台に限りがあり、せっかく手に入れても飾ることができず、腐ってしまうものがたくさんあります。
効果は控えめでも、手に入れたスタチューが全て効果を発揮してくれると手に入れる喜びが増したかなと思います。
敵が少ない、無双感がない
1ステージで同時に登場する敵は4~5体ほどです。
ステージが広いため同時に相手にするのは2~3体と言ったところです。
少数の敵を丁寧に処理していくことが多いので、無双感を味わいにくかったです。
結構グラフィックに力を入れているのであまりたくさんの敵を同時に出現させるのは難しいのかもしれません。
上下の移動が多く、移動がめんどくさい
縦に広いステージが多く、移動がめんどくさいです。
また、コンボを繋ぐためにも上下の移動は欠かせません。
ゲームを進めることで自由な方向に突進攻撃ができる「エーテルスラスト」を覚えてある程度は快適になります。
逆に「エーテルスラスト」を手に入れるまではチュートリアルと思って頑張ってほしいです。
まとめ
DLCではCygameのキャラクターたちの衣装を纏って冒険することができるようになります。
新しい仲間も登場するので、気に入った人はぜひ購入してください。
ローグライクとしては初心者にも遊びやすい「ローグライト」と呼べるゲームになっています。
ローグライクゲームの入門としてもオススメできるゲームです。
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